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今江克隆のルアーニュースクラブR 第976回「フカボリ!ビッグベイト&ジャイアントベイトの超ディープでの可能性」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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ビッグベイトによるディープ攻めの本質

結局、先月のフル満水からここ数週間で15m以上の大減水になった池原ダムのディープを2日間勉強して、やはりこのDTリグを活かすには備後筋や坂本筋の岩盤立木エリアよりも、多くのアングラーが集結していていたフラットや段々畑の多い白川筋の屋敷跡周辺や、10m前後の「フラット場に点在する立木」に絡めて、ドラッギングでロングトレースできる場所を探して狙うべきだったと感じた。

ただ屋敷跡周辺を始め、池原ダムのフラット場所をほぼ知らないことから、自分の池原ダム浦島太郎ぶりを痛く反省することになった。

また、今回は備後筋、坂本筋の垂直直線的岩盤のエグレには「レプリケーター(オリジナル)」の超高速早巻き&キル、岩盤立木密集ブレイクではDTリグ、枝振りのよい巨木の目視限界水深中層3~4mを「デカリーケーター」の超デッド微ウネウネ水中放置の3パターンで徹底して攻めたが、3日間放水ゼロのターンの影響なのか、目視できる水深では全くやる気のなさそうな50cm前後が数匹見にきただけに終わった。

減水時の、ボトム地形を全く知らない広大な池原ダムで、初めてのDTリグだけでロクマルを攻略するのは経験がなさ過ぎたし、甘く考えてしまっていた。

ただ徹底して「目視」できるベストスポットを攻め切っただけに、逆に平成の森スロープ前の二連島周辺や対岸の平坦なロングポイントのディープにDTに向いた何か大きなヒントがありそうな気がした。

かつて池原ダム最盛期、ロクマルを1日7本釣ったのも島周りのアウトサイドベント周辺だった。

いずれにせよ、浦島太郎&DT初心者だったが2日間みっちり試しきったことで、ディープのビッグベイトのノウハウ、ロッドやリールのノウハウ等、経験値は相当に上がった。

今回「レプリケーターDSF」が予想外に一切ロストしなかったため、根掛かりがあまりに酷い場合に備えて「ステルススイマー・フローティング」のDTリグを試しきれなかったのは心残りだった。

ただ、この冬のビッグベイトのDTリグ、むしろ超絶級にヤバいのはたぶん冬より「あの時期」だろう。少し試しに水中で動きと姿勢を見てみたが、「レプリケーター」のブーツテールバッファローモードと組合せると、あまりにヤバ過ぎて記事、放送禁止なほどヤバイことになりそうである。

「レプリケーターDSF/バッファローフックスタイル」、まだ未知数だがフラットのドラッギングならフックの角度次第ではフッキングはコレが最強かも? いずれにせよ、春はヤバ過ぎでしょ

さて、そんな丸ボーズで終わったルアマガガレージニュースの最終回だったが、来年1月からは「ルアマガ」を始め、いろいろとパワーアップした新展開がスタート予定。

ルアーニュースクラブRも1000回記念まであと少し。まずは横浜釣りフェスティバル、何故か「釣りビジョン」ブースでの初トークショー、大阪では久々の出展復活「メガバス」ブースでのトークショー、さらに「某お喋りコンビとのセンターステージ」もすでに決まっているので、お楽しみに!

まぁ秋冬にナゼか強い「フラットヘッドカーリー」のテールカット7gを投げたらデカリケーターサイズならあっさり釣れましたが…

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