1月~2月:水温が落ちきるとサスペンド傾向に
1月〜2月になると更に水温が落ち込み、冷たい水が底へと溜まり始めます。 そうなると、魚が中層にサスペンドすることが多く感じられるようになってきます。
とはいえ中層でルアーを止めていても、そう簡単には食ってきてはくれません。
そこで、パワーのあるルアーを使って魚を引っ張ってくることを考えていきます。
パワーのあるルアー=「newサイレントキラー250」
で、パワーのあるルアーと言えば…newサイレントキラー250【デプス】。
newサイレントキラー250の特長なんですが、浮かすことができ移動距離を抑えて誘えることが可能。
それにアピール力が強いため、寒い時期に普通のサイズのルアーでは反応しない魚を寄せてくることができます。
アクションなんですが、巻いて2〜3mほど動かし、止めて浮かす。これが基本となります。
浮かす時はラインテンションをフリーで浮かし、しっかりと水面までルアーが出るまで次のアクションはせずにステイ。
アクションを付けてしまうと見切られたり、ミスバイトが増えてしまうのでジッと我慢してくださいね。
ルアーウェイト5.8ozとボリュームのあるルアーなので、タックルもヘビーなタックルが必要に。
ラインはフロロ20lbを使用し、ロッドはヒュージカスタムH3S-76RF【デプス】を使用しています。
Length:7’6″(1piece/グリップ脱着可) | Action:XXX-Heavy Regular Fast Taper | Grip Length:495mm | 約237g | ¥55,000(税抜)
newサイレントキラー250のフォローに「バリソンミノー100SP」
newサイレントキラー250でチェイスはあるものの、後一歩のところで食わせられない…なんてことも。
スピードが足りなかったり、ルアーパワーが強すぎたり、もちろん原因は何かしらあるんですが、そんなときはフォローとしてバリソンミノー100SP【デプス】を使用します。
フローティングモデルよりハイピッチなローリングアクションで、1段深いレンジをトレースし、食い切らなかったバスにアピールできるサスペンドモデル。
そのままサスペンドで使用することもあるんですが、フックの番手を少し軽く#5に変えて超スローフローティングにして使うことも。
そのままサスペンドで使う場合と、スローフローティングにチューンした場合で使うエリア、アクションを変えています。
どちらも、ルアーに対しアクションをダイレクトに伝えるため、ラインの表面張力を切ります。
で、ここからが特に重要なんですが、サスペンドタイプはクリアアップしているエリアで使います。
またクリアアップしているエリアだとルアーを見切られやすいので、アクションはジャークではなくハイギアで高速巻き・止めるの繰り返しで使っています。
一方、スローフローティングは濁りが入っているエリアで使用。こちらは、ジャークしてポーズの時間を少し長めに取り喰わせの間を作ります。
バリソンミノーで使うロッドは、ゲインエレメント ムービングエレメント/GE-610MR。
Length:6’10” 1piece | Lure Weight:1/4~3/4oz | Line:8~20lb | Action:Medium Regular Taper | Grip Length:401mm | Grip脱着可 | ¥38,000(税抜)
バリソンミノーを使うこの釣りでは止めている際(ステイ中)のバイトが多いので、ショートバイトもしっかり拾ってくれるムービングエレメントがオススメ。 ラインはフロロ14lbを使用しています。
いかがだったでしょうか?
目の前に落とす必要がある、冷え切るとサスペンド傾向になる…これらは芹川ダムだけでなく、他のフィールドでも言えると思います。 バスを見つけられれば、今回ご紹介した釣り方も試して見る価値アリだと思います。
皆さんのいかれるフィールドでも役に立つと思いますので、試してみてくださいね。
尚、芹川ダムは2月~3月にかけてワカサギ漁の専用期間となり、バス釣りは禁止となります。
また、芹川ダムで釣りをするには遊漁券が必要となります。 ルールを守って、冬のバス釣りを楽しみましょう!