トモ清水のガッ釣りソルト「ソルト新ジャンル誕生⁉ブレードチューンジグの有効性」
新規フィールド開拓に北九州へ!

北九州セブン宮崎船長に今回も無理言って、サワラ狙いのライトオフショアキャスティング調査に行ってきました。
午前中はあいにくのババ荒れ天候でしたので、夕まずめだけの短時間調査!セブンの大きい船に、宮崎船長と釣りガールのともよちゃん、そして私の3人での贅沢出船です!

今開発しているライトオフショアキャスティング専用ロッドは、3ピースなのでこのようにリュックにさして移動出来るので超便利。新幹線移動でも長いロッドにありがちな周りに気をつかうことなく、また飛行機移動でも楽々気軽に移動出来るのがモバイル仕様の素敵なところです!

サワラ調査。本命のサワラを、港すぐ出た近場でまず最初に獲ったのは宮崎船長。さすがです!
私も船長がかける前にサワラらしき魚を掛けたのですが、足元で無念のフックアウト!修行が足りませんなぁ~。バラした魚は大きい⁉

ともよちゃんにヤズがヒット。たぶんサワラらしき魚を一番掛けていましたが、残念ながらハリス切れやフックアウトなど、刃物特有のバイトに苦戦。でも色々課題が見つかりましたね!この専用ロッドは、南波船長が女性でもしっかり扱いやすいように作り込んでいるのも特徴です。ともよちゃんも軽くて投げ易いと「欲しい、欲しい!」と連発していました

同じくわたくしトモ清水にもヤズ(ハマチ、イナダ)。今回はあくまでサワラ狙い。
ヤズでも脂乗って美味しいのですよ!でも今回はあくまでサワラ調査。くやしい…

風が強い荒れた後だったので、響灘の夕焼けは綺麗でした。「短時間かつ少人数で、思ったより多くのバイトが得られ手応えを感じた」と宮崎船長。この響灘界隈でも十分、サワラのライトオフショアゲームが成立することがわかりました。やはり新規開拓といった釣行は、釣れようが釣れまいが本当にワクワクしかありません。海はまだまだ未開拓。チャレンジは続きます!
東京湾のサワラキャスティングゲームに出船!

まずは会社オフィス近くにある「さわうら丸」さんにお世話になりました。墨田川を下って東京湾に出て行きます。写真に見える橋は永代橋。その隣に見える一番高いビルが旧山一證券の本社ビル。そのビルにピュア・フィッシング・ジャパンが入っていた時期がありました。南麻布、そしてこのビルのあった茅場町、そして田町に引越し、今年は木場に引っ越してきました~

さぁポイントに着きました!サワラのポイントは、ディズニーランドや船橋沖。ほんとに近くで東京湾でも湾奥になります。近場で楽々ですね♪さわうら丸の船長にお聞きすると、ここ3~4年あたりで、このようにかなりサワラが奥まで入ってくるようになったみたいです

この日、平日にも関わらず11名の方が乗船。最近サワラという魚種が非常に注目されはじめてきているのが実感できますね。そしてポイントに着くなり、まわりがバイトない中、何と一投目から本命のサワラが釣れました!ラッキー要素も高かったのですが、山口の岩国ゲームのパターンが通用した瞬間でした。

今はショアスキッドジグをベースにブレードチューンをテストしています。サゴシ、ナギ、サワラと呼び名が変わる出世魚。鰆または狭腹と書いてサワラ。そんなサワラがその食味とゲーム性の高さから最近、注目が高まっている魚種の1つだと思います
現状、東京湾でのサワラキャスティングゲームは、ほぼ100%プラッギングによる釣果です。ミノープラグでのジャークや早巻き、トゥイッチはサワラに非常に効果的です。同時にテクニカルでプラグの動かし方、飛距離などでアングラー側の技量で差がつくスタイルとも言えます。どちらかというとマニアックなベテランアングラー向きかもしれませんね。

東京湾では、このブレードチューンでサワラ以外にもシーバスやタチウオも釣れます♪
その場合は、サワラ狙いの超高速巻きよりスピードを落としてあげると食ってきますよ!
今回紹介させて頂いた岩国メソッドですが、岩国でもプラグは使いますが、圧倒的に小型ジグのブレードチューンが釣果を出しています。その大きな理由としては、ジグの方がプラグに比べ圧倒的な飛距離が出ます。まずこの差が大きいです。キャスティングゲームは飛距離に比例して釣果が上がるといっても過言ではありません。
次にジグの高速巻きは、基本ただ巻きなので特別なテクニックを必要としません。とは言っても厳密には小技は存在しますが。早く巻くだけなので、初チャレンジの方でも釣果を得られやすいというのは大きな要素です。次にジグはプラグと違いオールレンジの水深を攻められるということです。
プラグは、ナブラ撃ちや鳥山が出来ている場所では効果的ですが、ブラインドでの釣りとなるとジグがやはり有利です。
最後に小型のジグはシルエットを小さく出来るということです。ブレードの波動もキモです。このゲームは、サワラやブリ、シーバス、タチウオなどが捕食しているベイトフィッシュは、イワシならまだしもシラスパターンもよくあります。イワシも5cm満たないものも魚の口からよく吐き出されます。そういった場合、シルエットが小さいジグが有利です。プラグだとクリアカラーが有利で、ベリー部にシルバーのフラッシングが一部入っている、シルエットを小さく見せられるカラーが有利となっています。
そういったわけで、東京湾や他のエリアではまだまだジグのブレードチューンの使用率が低く、今後ジグのブレードチューンの活躍する場が無限にあると感じています。そしてジグのブレードチューンだと、誰しもが簡単にサワラを中心とした様々な魚種が狙えるので、もっとこのゲームの敷居を低くしてくれる要素があるのではないでしょうか。

サワラの炙りは最高という言葉以外は出てきません。ちょっと醤油につけただけで脂が広がります♪
もちろん西京焼きも最強です!笑お酒が進みますよ~熟成させるのもアリアリです!
今年の海水温は例年に比べ、まだまだ高い水温を保っています。各船長達も今年は12月、年を越しても十分サワラを狙えるのでは、と言っています。この時期の魚は冬を越すために脂肪を蓄えますので、本当に脂の乗った極上の魚を狙ってみてはいかがでしょうか。
トモ清水でした!
See you next time!
■スピニングタックル(現行タックル)
ロッド:Abu Garcia OCEANFIELD OffshoreCasting OFOS-76ML
リール:Abu Garcia Revo Rocket 3000MS
ライン:Berkley スーパーファイヤーライン・カラード1.5号
リーダー:バニッシュレボリューション20lb
ルアー:Abu Garcia ショアスキッドジグ 30gブレードチューン(ブルーピンク、ゼブラ他)(プロト)
■スピニングタックル(開発中タックル)
ロッド:Abu Garcia SaltyStageKR-X MOBILEⅢ LightOffshoreCasting SLOS-703L-KR, 733ML-KR(プロト)
リール:Abu Garcia Revo ALXΘ 4000SH(プロト)
ライン:Berkley スーパーファイヤーライン・ウルトラ8 1.2号
リーダー:バニッシュレボリューション18lb
ルアー:Abu Garcia ショアスキッドジグ 30gブレードチューン(イワシ、ブルーピンク、ゼブラ他)(プロト)