このパターンは「ラインセレクト」がキモ
タックルに関しては通常のシーバスタックルで充分なんですが「ラインセレクト」がとても重要となります。
というのも、この若アユパターンは浅いレンジにルアーを通すことが肝心。
そのため、太い糸の方が水に馴染みにくく水面近くを巻いてくることができるので、ルアーがアクションする範囲でなるべく太い糸を使うことをオススメします。
具体的には、浮力のあるPEラインの1.2号から1.5号くらいが丁度使いやすいと思います。
私がメインラインに使用しているのがが「ソルティメイトPEジガーULT4本組」【サンライン】。Smooth Surface加工(SSP)によって、引っ張りと強度は抜群です。
規 格 | LB | 10 | 12 | 16 | 20 | 25 | 30 | 35 | 40 | 50 |
200m | 参考号柄 | 0.6 | 0.8 | 1 | 1.2 | 1.5 | 1.7 | 2 | 2.5 | 3 |
直強力(kg)MAX | 4.5 | 6 | 7.7 | 9.2 | 11 | 13 | 15.5 | 18.5 | 22 | |
300m | 直強力(kg)MAX | 4.5 | 6 | 7.7 | 9.2 | 11 | 13 | 15.5 | 18.5 | 22 |
600m | 直強力(kg)MAX | 4.5 | 6 | 7.7 | 9.2 | 11 | 13 | 15.5 |
サンライン公式「ソルティメイトPEジガーULT4本組」詳細ページはこちら
リーダーも浮力があるナイロンラインがオススメ。細すぎるとルアーが沈みやすくなり、太すぎるとルアーが動かなくなるので、35〜40Lbくらいがベスト。
私は「ソルトウォータースペシャル システムショックリーダーナイロン」【サンライン】と「ソルティメイト ステートクラッチ」【サンライン】を使用しています。
リーダーが40Lb程度の太さになると、小型ルアーだとアクションしない場合がありますが、この釣りではアクションよりも引ける層を優先します。
「ソルトウォータースペシャル システムショックリーダー」スペック一覧
規 格 | LB | 12 | 16 | 20 | 25 | 30 | 35 | 40 | 50 | 60 | 70 | 80 | 90 | 100 | 130 | 150 |
50m単品 | 参考号柄 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 10 | 12 | 14 | 16 | 18 | 20 | 24 | 30 | 40 |
「ソルティメイト ステートクラッチ」スペック一覧
規 格 | LB | 12 | 16 | 20 | 25 | 30 | 35 | 40 |
50m単品 | 参考号柄 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 10 |
サンライン公式「ソルトウォータースペシャル システムショックリーダーナイロン・ソルティメイト ステートクラッチ」詳細ページ
12月下旬頃になると、シーバスの活性は落ち始めますが、時期的にまだまだ残りアユはいるのでこのパターンが成立します。
活性が下がっても全く釣れなくなるわけではないので、ぜひ太めのラインでルアーを通すレンジを意識して、このパターンを試してみてくださいね。
最後に
最後になりましたが、最近は年中色んなルアーで釣れるようになってきています。
ですが、分からないまま投げて釣れる1匹より、いろいろ考えて釣れる1匹の方が嬉しいし、より楽しめるんじゃないかと思っています。
港に溢れている情報を元に釣りに行くのもいいですが「えっ!こんなん食うてるんや」って思うようなパターンを自分で探してみるのもいいと思いますよ。
ぜひ、皆さんもまだまだ奥が深いシーバスゲームを堪能してみてはどうでしょう?