ちなみにこのルアーは「誰でも簡単に巻くだけで釣れる!」ことをコンセプトに古沢さんが開発を進めているマイクロサイズのウエイクベイト!
特長は胸あたりにブレード、そしてテールに浮力体を兼ねたテールという2つのパーツがついていること。
で、泳がせるとこの2つのパーツがフラッシング! さらに複雑な波動をだして、小さいのにかなりの集魚力があるそうな!
この小型サイズで集魚力があるので、サイズを問わず、かなりのバイトを呼んでくれるという!
小バスの数釣りが最適なのは間違いなさそうだけど、小さいベイトに付くデカバスやスプーキーなバスにも効果的とのこと!
さて、「誰でも簡単に巻くだけで釣れる」というコンセプトだけど、古沢さんに、このマイクロウエイクベイトにどんな思いがあるのか?さらにイロイロと現場でお話をうかがってきました!
記者「どうしてこんなルアーを思いついたんですか? キッカケは?」
古沢さん「最近は自分の子供とか、その友達とかと一緒に釣りをする機会が多くなったんですよ。
中には1尾もバスを釣ったことがない子もいて…。そんな状況だと、やっぱりサイズ問わず、とにかく釣ってもらいたいじゃないですか!
自分が子供の時も、小さくても何でもいいのでとにかく1尾釣りたい! もっと魚が釣りたい!とキョーレツに感じていた、その感覚を思い出したんですよ。
だからまず1尾を釣りたいと思った時に、何とかなるルアーがほしいなぁ、作りたいなぁーと思ったのがキッカケですね!」
記者「やっぱり魚を釣ってほしいですもんね!」
古沢さん「魚を釣ったことがない人に、魚の引きのブルブルの興奮をぜひ体験してほしいんですよ。
自分が子供の頃に感じたあの興奮を味わってもらいたいです!で、そんな中で、自分が作ったルアーが、使ってもらった人のメモリアルルアーになってほしいと思って作ってます」
さて、そんな古沢さんの思いが詰まっているルアーだけど、古沢さんがとにかく1尾を実現するために特にこだわった要素は…。
「小型サイズで、魚を集めるアピールが高いもの」。アピールを高めるために最初はブレードを2つ付ける案を持っていたようだけど、ブレード2つだとサイズの割にパーツが重すぎて、イマイチうまくいかなかったよう。
で、開発の技術担当をイロイロと揉んだ挙句にでてきたのが、尻尾のような浮力のあるパーツをテールに付ける案だったそうな!
この浮力のあるパーツをキラキラに塗装して、アピール力を担保することに成功!
またさらにそのパーツが強く水を動かしてくれるなど、かなりうまくいったようです!
あと、このマイクロウエイクベイトで古沢さんが気に入っているところが根掛かりが少ないこと。大きなリップがかなり根掛かりを回避してくれるようです。
また、現在、最終決定ではないようだけど、フックにラバーやフェザーを付けようと思案中。
フック自体1つなので、こうすることでフック部がバイトマーカー的な役割を果たして、バイトが多くなるそうな!
このマイクロウエイクベイトは誰でも簡単に釣りができるよう、スピニングタックルでの使用を想定したもの。
ラインは細くても太くてもしっかりアクションしてくれるとのこと。
使い方は投げて普通のスピードで巻くだけでOK!
あと早巻きでもしっかりアクション。さらに浮かしておくだけでもムシルアー的な演出も可能!
早く使ってみたいですね!
ちなみに、古沢さんにブースでマイクロウエイクベイトについて動画でアツく語っていただきました!
ぜひこちらの動画もチェックしてみてくださいね!