【オカッパリはタイミングが重要】この時期デカバスも数釣りも狙える水野浩聡のルアーセレクト
こんにちは!
11月も下旬!というか、もうすぐ12月に入ってしまいますね。このところ、寒くなったとはいえ、まだまだ日中は暖かく感じる時もあったりするなど、例年よりも心なしか寒さはマシな気がするのは僕だけでしょうか?
週間予報では寒波到来との予想も出ているので、そろそろこの時期らしい寒さがくるのかなと思ってはいるんですが…今はまだ水中は秋! 釣りに行かないと損なくらい、連日楽しい釣りができていますよ!
まだまだ数釣りもビッグも狙える季節
水温の低下とともに、深場に落ちてきたとはいえ、まだまだ動けないほどの低水温ではありません。
数を釣ろうと思えば、そういった深場で、ウォブリング2.5インチのダウンショットをやったり、デラクーなどのコンパクトなルアーでボトムをきっちりなめてくると、比較的イージーにバイトしてきたりします。
そして、そんなスポットから上がったブレイクやシャローでは、ビッグが狙って出していきやすい季節!これは先週もお話ししましたよね!
今週も終日ローライトな日、一瞬曇った空から晴れ間が顔をのぞかせた瞬間に、同行者のTN60に50アップがバイト。
写真を見てもらえれば分かる通り、ルアーを完全に丸呑みにした正真正銘のフィーディングフィッシュ。タイミングを見計らってシャローやブレイクに捕食に上がってくるバスですね。
こんなに寒くなったとはいえ、ご覧の通りヤル気のあるバスは食い方がとにかくエグいです。 これを当て込んでいくのが、本当に楽しいんですよね。
で、このバスは一瞬の晴れ間にバイトしたとお伝えしましたが、実はこの時期のローライトというのはあまり良くないことが経験上多いんです。
晴れ間が出ると水温も上がります。その水温が関係していると思うんですが、バスの捕食対象となっているギルなどのベイトも、水温によってコロコロとレンジを変えたり、風向きなどで微妙に付き場を変えたりします。 そういうベイトの動きの変化を、虎視眈々と彼らは狙っているんです。
もちろん、水温が上がった方が捕食する側も動きやすいのはあると思いますが、どんなに寒くても良いバスほどエサをしっかりと食っているんですよね。
だからこそ、今回のように晴れ間が出たタイミングでビッグが反応したんだと思います。
数は多くはないかもしれないし、タイミングも限られてはいるけど、それを狙ってとった時のあの達成感はなんとも気持ちのいいものですよ。
12月以降のフィールド動向
さて、12月にもなると、これまでフィールドに繁茂していたウィードやヒシモなどのベジテーションがかなり枯れてきて、その隙間でTNを巻いたり、デラクーを巻いたりするなどして良い釣りができます。
ベジテーションが多すぎると、バスへのアプローチの角度も限定されてしまうし、スナッグレス性の高いリグを点で誘っていくことしかできなくなるので非効率的。
しかし、そういったエリアで巻き物が巻けるようになると、ストライクゾーンが広がるだけでなく、ルアーを見せすぎなくても良い、ちょうどいい死角が生まれるため、リアクションバイトに持ち込みやすくなったりもします。 当然、キャスト数が増え効率もグンと上がりますよね。
今後はこういったエリアやフィールドをセレクトしていくと良いかもしれませんね!
しばらくこの流れは続きそうです!
これらのルアーを、ベジテーション豊富なフィールドで投げてみましよう!
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