ジャパンフィッシングショーでお披露目となったダイワの新型スティーズ「スティーズA TW」。従来モデルのスティーズSV TWと一体何が違うのか?そういったところを中心に、その魅力的なリールを舐め回してみよう。
まず、スティーズA TWの一番の特徴は、従来のスティーズに抱いていたイメージを一遍させるほどの剛性にある。
剛性をつかさどっているのは、メインボディ(メインハウジング)に採用されたアルミ製のスーパーメタルハウジングだ。これはZシリーズにも採用されているハウジングで、非常に剛性が高い。また、メインハウジング以外に、セットプレートとサイドプレートにもアルミを採用することで、リール全体で高い剛性を確保することに成功している。(※スティーズSV TWはセットプレートのみアルミ製)
にも関わらず、スティーズならではのパーミングしやすいコンパクトボディは健在。小さいくせに強いというオイシイトコドリなのが、スティーズA TWの大きな魅力。剛性はほしいけど、大きすぎるリールは扱いにくい…というアングラーには朗報だろう。
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— LureNewsR ルアーニュースアール (@lurenewstv) January 20, 2017
剛性がUPしたことにより、ストロングスタイルにも対応可能となったスティーズA TWのスプールは、スティーズSV TWに採用されていたSVスプールではなく、G1 MAG-Zスプールが採用されている。スティーズA TWは、比較的ウエイトのあるルアーの使用をメインに設計されているため、軽量ルアーを投げやすいよう設計されたSVスプールではなく、遠投性能を重視したG1 MAG-Zスプールの方が相性がいいというわけ。
また深溝設計のため、16lbラインを100m巻くことができるというのも大きなメリット。ヘビーウエイトルアーを扱うアングラーにはウレしいポイントだろう。ジリオンやZ、リョウガといったトルクフルなリールを愛用していた方に、新たな選択肢として登場したのが、このスティーズA TWなのだ。
ちなみに、これまでスティーズシリーズを使ってこなかった琵琶湖プロガイドのガイド前田こと前田純プロも、スティーズA TWはオススメと語る。パワータックルで琵琶湖モンスターを仕留めてきた前田プロのお墨付きは何よりの証拠だろう。