シチュエーション:琵琶湖
琵琶湖のプロガイド・森田哲広
森田 哲広(Tetsuhiro Morita) プロフィール
11月から1月末までは、ウィードアウトサイドのベイトが近寄りやすい残りウィードやハードボトムが狙い目。2月、3月は浚渫(しゅんせつ)のブレイクが◎。
そのようなエリアのボトムに生えるオオカナダ藻の新芽スポットをリフト&フォールで狙います。特に3月の浚渫においてはオーバーライドは激アツ!
冬のスポットにかたまり、春の活性に達したバスを連発させることができる「オーバーライド」。4m以上のある深場では、バーチカルに誘ってもフリーフォールさせると、スライドフォール性能に優れたオーバーライドは360℃と広範囲を探れます。
テンションフォールではスライド幅を抑えられ、ピンスポットを狙い撃ち出来ます。
シチュエーション:霞ヶ浦陸っぱり
霞のカロリー大将・北田朋也
北田 朋也(Tomoya Kitada) プロフィール
使用するスポットは消波ブロック帯など、通年バスのストックがある場所。越冬エリアの「ボトム」「木杭や鉄パイプ」などの縦ストを狙うことが基本。
スライドフォールで中層からボトムを広範囲に探る事ができ、イレギュラーな動きを演出する事でバスに見切られる事なく、バイトに持ち込めるのが特長です。
1/8ozや3/16ozは水面下から細かくレンジを下げつつシャクる事で、冬でもやる気のあるバスに中層でリアクションバイトを誘発。
1/4ozや3/8ozは寒気などでボトムベッタリのバスや消波ブロックの中に潜むバスをより効率的に誘う事ができます。ウエイトを上手く使い分けるのもキモになります。
シチュエーション:オールラウンダー
通所「オリキン」折金一樹プロ
折金 一樹(kazuki orikane) プロフィール
真冬にバスが好んで入りこむオダのような障害物は、ボートでもおかっぱりでも冬の釣りを成立させるための最有力スポットです。
枝などが複雑に入り組んだ場所にバスが着くことは知れた事実。オーバーライドのリフト直後からイチ早くスライドを始めるフォールアクションは、この釣りに必要不可欠な性能です。
障害物の中の狭い範囲であっても、細かくスライドフォールすることはバスに見切らせない複雑な軌道を生み、リアクション効果を高めバイトチャンスを劇的に増やします。
アプローチが限られるスポットでは大きな差をつける性能となること間違いありません。
シチュエーション:野池/河川
野池や河川を釣り歩くストロングフィッシャー・青山右京
最近ハマっている釣り方は軽メタ。1/8oz.3/16ozをメインにスピニングPEで使用します。ディープでの釣りはもちろんですが、オーバーライドをシャローエリアで使用するのも有効です。
アクションは主にリフト&フォール。ポイントは激しくシャクるのではなく、手首だけでロッドのティップが入る程でキレッキレのスライドフォールのリアクションで狙います。
オーバーライドは移動距離を抑えられ、なおかつ立ち上がりの早さが良いのでテンポよくサーチできるので厳しい時期も1匹のバスへ近道となります。
是非皆さんも冬の寒さに負けず、イイ釣りをしましょう!