サンラインのバス用ナイロンラインといえばコレだ!と皆が口を揃えて言ってしまうほど、代名詞的なラインである「シューター・マシンガンキャスト」。
並木敏成プロのハイテンポなキャストテクを実現するために生まれたハイパフォーマンスなラインとして、発売からの長きに渡り多くのアングラーに支持されている。
そんなマシンガンキャストが、2017年より、新技術をたずさえ生まれ変わっている。それが「NEWシューター・マシンガンキャスト」だ。
2006年に第2世代モデルが登場して以来、約10年もの間、その高いクオリティを維持してきたマシンガンキャスト。今回の第3世代モデルの大きなポイントは、冒頭でも触れた表面改質の新技術「P-Ion」にある。
この技術は、従来のライン表面を覆うだけの樹脂コーティングとは大きくことなり、分子レベルでラインの改質を行うというもの。そのため、ライン表面からコーティングが剥がれ落ち、劣化が進むまでの耐久力が極め高いのだ。(従来品の約5倍)
イメージとしては、従来の表面コーティングが天ぷらの衣だとすると、P-Ionは表面から内部にかけてジックリと焼きあげたようなイメージ。天ぷらの衣はダメージで剥がれてしまうが、焼きあげた表面はなかなか剥がれ落ちない。そんなイメージだ。
この新技術によって、新品同様のパフォーマンスを維持することに成功したのが、このNEWシューター・マシンガンキャスト。アングラーとしては、ライン交換の頻度が減るので、経済的にもありがたい。
これまで10年以上に渡り、日本のバスアングラーを支えてきたマシンガンキャストが、この先もアタナのフィッシングライフを大いにサポートしてくれることだろう。