ミドルレンジから下のディープまでは、通常リーダー15~20cmでセットします。でも、これからの時期は5cmくらいの超ショートリーダーがとても有効なときがあります。
リーダーを短くすることにより、ボトムの小さなストラクチャーなどでリグ全体が見え隠れするため、バスに興味を持ってもらいやすくなるんです。
このミドル~ディープレンジを攻めるときは、リグの操作性やボトムの取りやすさを考えて、タックルはスピニング一択。
ロッドはFantasista STUDIOUS FNS-60ULSⅢConsequences。
リールはMGXtrem 2000SH というモデルの出番が多いです。
あえてタックルをご紹介したのは、このタックルが「とにかく軽い」という特長があるから。
この時期、バイトの出方がとても微妙で、何か引っかかったような感じのものが多く、軽いほうがいち早くそれを感じられるからです。
同じ理由で、ティップが柔らか過ぎるロッドもバイトを感じにくくなるのでお勧めできません。
あとはラインですが、バスのサイズが湖によって違うと思うので一概に言えませんが、できるだけ細いほうがディープではボトムがとりやすく、風などでも流されにくいので扱いやすいと思います。
私は亀山ダムあたりのリザーバーでは3LBのフロロカーボンを使用しています。
ダウンショットのシンカーの重さはボトムが取れるギリギリの重さより少し重いくらいの2.5gを私はよく使います。
そして、重要なのがそのアクション。
キャストしてポイントにフリーフォールさせてステイ。
ストラクチャーをタイトに狙う場合は少しズル引いて、ストラクチャーに寄せてからシンカーを引っ掛けるようにシェイクします。このときストラクチャーにシンカーが引っかからなくてリグが通過してしまってもOKです。
フラットやブレイクを狙うときはフォール後に1~3cmずつ手前へ寄せてくるようにシェイクし、時折ステイを入れてやるようなアクションがお勧めです。
いずれにせよ横方向へ少し動かしてやることと、ステイを加えることがキモになります。