2つのワームの使い分けについて
ドライブクロー2inとHPシャッドテール2.5inはフィールドコンディションによって使い分けることが大事。
ゆっくり細かいシェイクなどで狭い範囲を探るには、ドライブクロー2in。
ボトムを取りながら一定のリズムで長い距離を誘い続ける場合はHPシャッドテール2.5inがオススメ。
しかし、どちらも優秀なルアーなんですが、その動きと性質が異なるため、こまめにチェンジするとイイでしょう。
ルアーを操作するうえで重要なのはボトムをシッカリとること
ルアーの動かし方も重要ですが、ボトムをシッカリ取ることが最も大切。
ラインテンションを張りすぎず、緩めすぎずのバランスを保つことが基本の体制です。
そのバランスをキープしながら、ゆっくりズル引きをしたり、ティップを軽く弾くなどしてワームを移動させてきます。
また、大きな障害物に差し掛かる時のワームとラインの抵抗感や、水面のラインの入り方の変化にも注意が必要です。
具体的に説明するとワームが障害物を乗り越え、ナチュラルにフォールさせることが効率的な誘い方です。
この誘い方をせずにルアーを動かすと、障害物の向こう側でシェイクを続けたり、障害物を越えた後に、大きなカーブフォールをしてしまい手前にワームが移動してしまいます。
これでは魚が居ない場所で誘ってしまうことになり、居たとしてもバスに気づかれる前にワームが遠ざかってしまいます。
フッキング方法とワームカラーについて
アタリはハッキリ出ることがほとんどです。バスに違和感を与えないようにラインスラックを慎重に取りながら、大きくスイープな動きでフッキングを行います。
ワームカラーは少し強めの濃い色が定番。ほかは水質や天候などによって使い分けています。
ストラクチャーまわりでは濃い目のカラー。フラットでベイトが多く、クリアな水色の時はクリアなカラーでローテーションしていただくと◎です。
「ドライブクロー2in」「HPシャッドテール2.5in」のタックルについて
「ドライブクロー2in」「HPシャッドテール2.5in」のダウンショットリグでメインにしているタックルはこちら。
ロッド:ブラックレーベル SG(SG6011UL/MLXS-ST)【ダイワ】
リール:タトゥーラLT2500S-XH【ダイワ】
ライン:フィネスブレイブZ【ダイワ】(3.5Lb)
フック:インフィニホビット【リューギ】3番(ドライブクロー2in)2番(HPシャッドテール2.5in)
シンカー:TGデルタ【リューギ】1.8g(5mまで)2.7g(5m以深)
真冬でも釣れる可能性が十分にあるハードルアー
上記ではスモールワームを用いたディープの釣りを紹介しましたが、ここからは違った冬の釣りを紹介していきます。
冬の釣りといえば低活性のバスを、スモールワームでゆっくり釣るイメージがあるとおもいますが、実は真冬でもハードルアーで釣るチャンスは充分あります。
特に朝夕のわずかな時間ですが、ベイトがいる「場所・水深」とバスが身を潜めているエリアが重なった時に気温や水深は関係なく、ハイシーズンのような激しいフィーディングを行います。
そのフィーディングが良く起こるエリアとして挙げられる場所が、目に見えるほどのベイトが跳ねていたり、あからさまにベイトが固まっている浅いシャローレンジ。
このようなエリアを見つけることができれば大チャンスです。過去にはディープで釣れないようなナイスコンディションのバスが連発したこともあります。
アプローチする時期と場所について
狙える時期は、年明け1月半ば位まで期待できます。それこそ季節や水温は関係なく、エサに夢中であることは真冬の浅いレンジでもあると思います。
狙うシチュエーションは「岩盤」「岬」「ワンド」。
どこを狙うのもアリですが、「ベイトが溜まる場所」か「ベイトが多く通るシチュエーション」を狙うと期待大です。
少し深い水深でもバスがベイトに気づいてバイトすることもよくある話。つまり傾斜のきつい岩盤があることは必須事項です。
とは言え、目視できるバスのボイルやベイトの存在が1番のチャンスには変わりありません。
冬のシャロー攻略に欠かせないルアーが「ドゥルガSP」【O.S.P】
そのようなシャローのベイトが絡むエリアに効果的なルアーが、「ドゥルガSP」。小型のジャンルのミノーですがシッカリ飛ばすことができ、フィーディングスポットに届かせることが可能です。
サイズ | ウエイト | タイプ | フックサイズ | カラー | 本体価格 |
73mm | 4.7g | サスペンド | #8 | 15 | 1,650円 |
O.S.P公式「ドゥルガSP」詳細ページはこちら
タイトなミノーらしい動きが特長で、トゥイッチをすると1回1回力強く水を押します。
この動きはバスの捕食スイッチに違和感を与えないことや、低活性のバスを捕食モードに変えることができるほど、ハマった時は凄まじいルアーです。
それに加えて少し離れてしまったバスにも存在を知らしめ、再び呼び戻すことができると感じます。