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小森嗣彦が徹底解説!冬のリザーバーのデカバス攻略法【シャロー~ディープ】

寄稿:小森 嗣彦
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冬のバス釣り特集2019

亀山ダムの冬の釣り

私がいつも通っている亀山ダム【千葉県・かめやまだむ】では、だいたい12月の中旬くらいがその冬の入り口だと思います。

その先、一年間でもっとも水温が下がりきる最低水温までの間を冬と考え、この時期バスがどういうところに居るのか、そしてその釣り方をご紹介していきます。

亀山ダムの釣りと言っても、何も特別な釣りをしているわけではありません。シーズナルパターンとして、全国のフィールドでも同じことが言えますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

冬のリザーバーのポイントと傾向

冬でも水温が5℃を切るまでは、比較的バスは泳ぎますし、エサもしっかり食っています。

しかし水温の低下に伴いエサに対する反応は弱く、追いかける射程距離も短くなります。そして、5℃を下回るとさらに動きは緩やかで遅くなります。

これが、「活性が低い」と言われる状況です。

水温の低下とともに、リザーバーなどの水深がある湖だと、バスは深いほうへ多くの個体が移動。その中で自分の体力にあったエサ、あるいは食べたいエサがいる層に留まるようになります。

リザーバーにワカサギなどがいる場合は、かなり冷え込んでもミドルレンジのハードボトムなどに留まることがあるんですが、たいていの場合、バスはディープへ向かっていくと考えて間違いではありません。

なぜなら、この時期にベイトとなるような、動きが小さくて食べやすい小動物が水温が安定するより深いディープへ行くから。

とはいえ、全てのバスが…ということではなく、ディープウォーターのない浅い湖やリザーバーなどでも大型で体力のある固体はシャローで冬を越すんです。

その場合、水温がまだ高いうちは日当たりのいいところを動き回りエサを追う場合もありますし、その後は水の動きが少ないシャローフラットや小さなブレイク、沈んでいるカバーや水温の安定している日陰のシャローカバーなどについて寒さをしのぎます。

季節風である冷たい北寄りの北西風が当たらない場所というのもポイントで、風裏だと水温が安定しやすくバスにとって過ごしやすい環境になります。

この時期、バスがつくポイントはそんなところです。
これを参考に、いつも行くフィールドでも同じような条件のポイントを探してみてくださいね。

 

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