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伊豫部健・イヨケンコラム「LOVEスイムベイト・HBヘッドボム!」

連載:伊豫部健「IYOKEN-BOMB(イヨケンボム)」
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伊豫部健(Ken Iyobe) プロフィール

日本、アメリカ、ヨーロッパなど、世界を股にかけて活躍するプロアングラー。ご存知の通りの超ポジティブな性格で常に新しいことに挑戦し続け、バスフィッシングの楽しさを伝え続ける人物でファンも多い。株式会社KIOB 代表取締役。1979年生まれ

皆さん、こんにちは。
いやぁ〜、実に最高に楽しかった奈良県の高山ダム。

最近は水位も上がり、かなり難しいフィールドに様変わりしてしまいましたが、2週間ほど前は大減水から徐々に水位が上がり出すタイミングで、狙いを定めてHBヘッドボムの釣りを楽しんでました。


HBヘッドボムは僕が24歳の頃に初めて作ったスイムベイトで、その頃はアメリカから輸入されてきたオスプレイのタロンやキャスティークが大流行していて、僕もそんなアメリカから輸入された色々なスイムベイトを投げ込んでました。


当時のスイムベイトには欠点も多く、中でもいち早く気付いた点は、スローに引けないこと。

マテリアルも硬く、原料を変えるだけでかなりいいモンが作れるんじゃないかな?と思い作っちゃおう!というのが、ヘッドボムを作るきっかけとなりました。

そして、その欠点な部分を改善させて、さらに僕の考えをプラスで入れたら、今までにない面白いスイムベイトが出来るんじゃないかなと。

当時からいろんなシチュエーションで激ハマってきたHBヘッドボム!

もうかれこれ16年以上前に僕が初めて手作りで作ったスイムベイトです。


当時は知多野池のオカッパリにもよく通ってて、対岸のオーバーハング下に入れたら食うんだろうなぁ〜?っていつも思って形にしました。

驚異的な遠投性能とスキッピング性能を必要とするにはまず頭を丸く球体にし、重量を頭でかせがなきゃなりませんでした!

さらに、泳ぎ出しの絶妙なヘッドシェイクと、フィッシュライクなシルエットを残す為にただ丸くしすぎるのではなく、楕円の様なギリギリの形状にする事にしました。

これにより、世の中にあるスイムベイトの中でも抜群の飛距離とスキッピング性能が発揮されます。
手作りで作ったヘッドボムもかれこれ16年の歴史です。まだまだ爆発力健在‼️

そして、ヘッドボムをさらにヘビーウエイトバージョンにしたヘッドボム”パワースラッガー”というニュータイプも来年ついに発売(名古屋キープキャスト2019で限定カラー先行発売されました)。

まだまだ、さらに凄い進化のあるテクニックも発見したので、その必殺技を試しに和歌山県の合川ダム、奈良県の高山ダム、岐阜県の長良川、香川県の府中湖などなど、色々なフィールドで試してみると、デカいサイズが狙ってキャッチ出来ることが分かりました。


まだまだ僕も煮詰めたく、はっきりしたことは書けませんが、またそんな開眼する瞬間を撮影もしてきたので、また皆さんに動画でお伝え出来ると思いますのでお楽しみに!

ではまた次回!

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