追い風の場合は重いジグヘッドで効率良くサーチ

強い追い風のある場所で釣る場合、ラインが浮かされるので重いジグヘッドを使用します。追い風はどうしても遠くに飛んでしまい、サーチする範囲が広くなり過ぎるので投げた後は自分でベールを戻し、ラインを止めて探る範囲を決めてしまいます。

その範囲内で釣れなければ足元を重点的に探っていきます。足元は堤防の影になっているので追い風の影響をあまり受けずにプランクトンが溜まっていることが多いので、その部分を上から下まで丁寧に探ります。

 

それで釣れなければ見切りをつけて移動します。プランクトンがメインベイトになる場合、追い風はあまり良いとは言えません。確かに投げやすいですが、結果はあまり良くないことが多いので見切りは早くつけてください。

このように風に対しての対処の仕方は様々あるので、これを参考にしていただいて爆風だからと諦めずに釣り続けてみてください。

風により海中の酸素濃度が上がると魚の活性が上がり、よく釣れる場合の方が多いです。ただし身の危険を感じる風と風によりウネリが起こっている場合は海に行かずに常識ある行動でお願いします。

 

爆風の中でのアジング実釣の模様について

この間も、10mの向かい風の中アジングをしてきました。口を開けていると風により口が「カピカピ」になる程の風ですが、この日もやはり足元にアジがたまっていました。

堤防の高さは1.5mと低いのでジグヘッドはストリームヘッド（0.8g）【サーティフォー】から始め、活性が高いはずなのでワームはキメラベイトの【サーティフォー】「ともしび」カラーから始めることにしました。

「ともしび」カラーは僕の1番のパイロットルアーで最近このカラーでとてもイイ釣りができているのでオススメです。

 

ウエイト	1Pac入数	本体価格
0.3g ／ 0.5g ／ 0.8g ／ 1.0g ／ 1.3g ／ 1.5g ／ 1.8g	5個	400円

サーティフォー公式「ストリームヘッド」詳細ページはこちら

 

全長	1Pac入数	本体価格
2.0in.	8個	450円（税抜）

サーティフォー公式「キメラベイト」詳細ページはこちら

 

できるだけ風の正面に立ち、投げ方も上から投げるより、低いトコロから投げれるサイドキャストの方が風の影響を受けにくいのでオススメです。出来ない方は出来るだけラインを離すのを遅らせてライナーで投げる方が飛距離アップにつながります。

 

向かい風の場合はラインテンションを維持することがキモ

向かい風の釣り方は着水と同時に素早くラインスラックを取ることがキーポイントになってきます。ジグヘッドが手前に沈みながら流れてくるので、ラインテンションを維持する必要があります。

最初は0.8gを使用していたのですが、すぐに足元まで寄ってしまうのでダイヤモンドヘッドの0.6gにチェンジ。投げて直ぐにラインスラックを取り、手前に寄ってくるラインを巻き取りながらアタリを待ちます。

 

その場合トゥイッチなどのアクションは不要。常にラインを張ることを心がけます。潮が突いてくることにより、アタリも小さくなります。

集中して待っていると小さく「コツッ」と堤防のキワに差し掛かった所でアタリがあり、反射的に合わせると釣れたのは23cm位の立派なアジ！

狙い通りに釣れてくれました。こういう釣れ方は本当に嬉しいです！　それから同じパターンでしばらく入れ食いになったのですが、風の向きが右方向からに微妙に変わると釣れるポイントが変わります。

今度は堤防の窪（くぼ）みのあるところに潮が当たり、ゴミが溜まりから斜め沖に筋ができていたので、その筋に入れる様に風を考えて投入してからカウント5から探り始めると、カウント15でキッチリしたアタリが出ました。

 

やはり同じサイズの同じ群れと思いますが、風向きによってプランクトンが溜まる場所が変わり、そこにアジが移動して行ったわけです。

環境の変化を感じながらポイントの変化について行くことが、プランクトンパターン攻略にとって最も重要なことですので、風が強い場合にぜひ参考にしてみて下さい。

 

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