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今江克隆のルアーニュースクラブR 第970回「11月初旬のビッグフィッシュパターン伝授!」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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11月のビッグフィッシュパターンを紹介

さて、話を変えて今週の話題。

ぶっちゃけ今週はインフル級の風邪ひいてダウンしていて話題ナシ。子供の風邪は毎回電光石火で移って悪化するので、逃れようもなく真面目に参ってます。

と言うことで、過去対比で今年の11月を頭を見てみると、毎年11月の頭はかなりのビッグバスラッシュが期待できるシーズン。

例年、この時期は本土上陸しやすい秋台風と秋雨前線の影響で、年間を通じても増水、濁りのシーズン。

これがターンオーバーで悪化した水をリフレッシュするためか、濁りが落ち着いたタイミングでビッグバスラッシュが掛かることが多々ある。

昨年は同タイミングで「ブルバイソン」等のマグナムクランクが一躍アツくなったのも今の時期。

今年はすでに9月から琵琶湖などでは釣れ始めているが、マグナムクランクやヘビーウェイトスピナーベイト、そして実はメタルバイブもアツくなるのは11月頭

琵琶湖では薮田ガイドで今年9月からマグナムクランクで釣れ始めているが、11月〜12月はさらに期待大

その理由として、この時期の増水と濁りは、春〜夏の濁り&増水とは違ってバスが増水とともに速攻差してくることはあまりなく、1週間程度ポジションを上げてこないことが多いから。

大増水しても増水前のポジションとあまり変わらないというのが、秋の増水の特徴だ。

よく増水するとバックウォーターに行きたくなるが、この時期からの増水は逆にバックウォーターからバスを消し去ってしまうことの方が遥かに多い。

むしろ、増水しても水温影響の少ない風、波、流れが安定した場所のやや深めがキーエリアになる。

そして同時に強い濁りが入った場合は、マグナムクランクやディープクランクがもっとも旬でアツいルアーとなるシーズンなのである。

昨年は11月の濁りと増水時に「ブルバイソン」が大活躍。秋のマグナムクランクはハメればデカいから面白い

シビアな時の対処法

ただ、この秋の濁り&増水爆発はかなりタイミング的にはシビアで短命であることも覚えておきたい。

大爆発もするが、あっという間に終わるのも特徴なので、その場合はこの時期鉄板の「ボリュームと存在感があり、スローに動かせるルアー」、もしくは「ディープリアクション系」の双方が有効になる。

その11月鉄板ルアーは、「ゲンタホッグ」、「フラットヘッドゴビー」などのパンチの効いた水押し系バルキークローワームのテキサスリグやラバージグである。

11月からはフルサイズのラバージグが効いてくる。スローに動かせるボリューム感が重要

マグナムクランクが効かなくなったら、水押しと存在感をアピールできるバルキーワームでのスローな展開が11月の基本だ。

デカいワームのかなり長いロングシェイクが効いてくるので試してみてほしい。

イマカツポークはトンザしたが、ポークに匹敵するアクション効果があるのが「ゲンタホッグ」。水受け、しなり、水押しと、秋こそ最強のクローワームだ

11月のビッグフィッシュ大穴パターンとは?

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