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今江克隆のルアーニュースクラブR 第970回「11月初旬のビッグフィッシュパターン伝授!」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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東高西低の釣果!?

今週は関東、関西で全日本JBバスプロ選手権が開催された。

河口湖(山梨県)で開催された東日本大会では薮田和幸プロが「マムシジグ」&「ポーク」で3位入賞。

全日本バスプロ選手権、薮田プロは東日本・河口湖で「マムシジグ」&ポークを使い3位入賞

生野銀山湖(兵庫県)で開催された西日本大会では三原直之プロが「アンクルミノー3インチ」で同じく3位入賞となった。

全日本バスプロ選手権、三原プロは西日本・生野銀山湖で「アンクルミノー」のキャロを使い3位入賞

結果だけから見ると、生野銀山湖では2日間ほぼ2人に1人がノーフィッシュ、予想はしていたが1日1kgに遠く及ばない恐るべきロースコアで優勝が決まっているのに対し、河口湖では4kg、5kgで優勝争いという、一昔前では考えられないほど東高西低の釣果となっている。

河口湖で3位に入った薮田プロは、「マムシジグ」&「ポーク」で両日1,500g前後のグッドサイズを仕留めての入賞で、釣り方においても近年、西日本、特に近畿圏のフィールドの方がフィネス&タフ傾向になっている気がする。

レンタルボート組合や地元有志によるフィールド保護管理活動が盛んな関東に比べ、琵琶湖や旧吉野川筆頭にバスの生息絶対数が年々激減している西日本のバスフィールドの疲弊具合が非常に気になる昨今である。

とてもシビアな問題だが、琵琶湖を代表とする西日本でのバスの保護をレンタルボート組合やマリーナ組合で真剣に対策を検討し始めないと、5年後にはまともにバスが釣れるフィールドが関西圏になくなっている可能性も否定できない状況だということを業界もアングラーも認識すべきではないだろうか。

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