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玄人好みなジギングロッド「ジグ・ザムドラッグフォース」

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ジグ・ザムドラッグフォースは、天龍の近海ジギングロッド「ジグ・ザム」シリーズの中でもフラッグシップモデルといえます。

スピニング6機種、ベイト4機種の計10機種がラインナップされています。全国には色々なジギングがありますが、それらを網羅するラインナップといえるでしょう。

出典:天龍

全ロッドにはC・N・Tを採用。C・N・T=カーボンナノチューブ素材は、粘り強度の極めて高い素材です。

ガイドはチタンフレームSiCリングのKガイド(スピニングモデルのJDF5101S-6、JDF5101S-8のみ、バットガイドはMNガイド)。

グリップには4軸カーボン素材が採用されています。

全国各地のさまざまなシチュエーションに対応できるジギングロッドと紹介しました。

細かなところも突く、ある意味マニアックな機種も揃います。

例えばドテラ流し専用機があったり

例えばスピニングの510モデル(JDF5101S-6、JDF5101S-8)。

スペック表のルアーウエイトには「DOTERA」の文字。

JDF5101S-6。ドテラ流し対応機となる

その名の通りドテラ流しでのジギングを想定してルアーウエイトが表示されています。

例えばドテラ流しにて、平気で100m以上真横に近くラインが出される日本海。

いわゆる丹後ジャークと呼ばれる高速&ロングのコンビネーションジャークで攻略するシチュエーションに向く、かなりニッチな機種だったりします。

出典:天龍

そのレングスは5’10″とかなり短め。通常なら6’3″くらいからがドテラ流しで使うロッドの標準でしょうか。

しかし、張りがあり、ジグの操作感がボケないレングスで、実はそういったラインを多く出されるドテラ流しでは疲労感なく、操作性もよいのです。

潮が緩くなった時のロッド

2019年に追加されたJDF5101B-G4/5もまた、なかなかにニッチなロッドといえます。

ベイトモデルにはG6、G7という、大雑把にいえば激流にも負けないパワーロッドがあります。

ところがそういった海域で、いつも激流かといえばそうではなく、潮が緩慢な時も。

そうした状況では、例えば普段はタチウオをベイトにしているターゲットがより小さなベイト(例えばアジ)を捕食しているなんてことも。

とすれば、ジグはショートに、さらにいえばジグを跳ねさせずにローアピールで誘うと効果的。

それであればベイトモデルにはG5のJDF581B-G5に任せれば…と思うのだが、アクションが違います(JDF5101B-G4/5、JDF581B-G5ともにMAXウエイトは200gで同じ)。

G4/5はレギュラーでG5はレギュラーファースト。よりジグを暴れさせずに柔らかく誘える仕様になっているのです。なかなかのスキマを突いてくる(笑)天龍らしいロッドといえます。

ちなみに、ベイトロッドの「G」。これはグラス素材を意味します。全体的にしなやかでジグを「余計に」暴れさせず、言わずもがな大型魚が掛かった時に竿が吸収してアシストしてくれるような感覚を受けます。

カーボンが一般的な中で、やはり玄人受けするロッドといえるのではないでしょうか。

先に述べたようにジグ・ザムドラッグフォースは全10機種。ここで具体的に紹介した機種以外にも、それぞれが役割を持つロッドとなっているので、気になる方はチェックしてみてください!

【公式製品ページは→コチラ

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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