皆さんこんにちは! メガバスフィールドスタッフの狩野 陽です。
なかなか気温が下がらない夏シーズンでしたが、10月に入りいよいよ秋本番といった気候になってきました。
私の通う静岡野池群も秋へ移り変わっており、長袖の装いになってきました。
さて、今回は秋(10月~11月)までの野池攻略法についてご紹介。
ちなみに、皆さんは秋の釣りにどんなイメージを持っていますか?
水温低下・荒食い・広範囲にバスが散る・巻物が強い・ターンオーバー・スロー・リアクション etc…
そう、色んなワードが飛び交うのもが秋シーズンの特徴。
きっとこれらワードに間違いはないし、多彩な攻め方ができ、どんな釣りも通用する状況があると思います。
しかし、一歩間違えれば「全く反応がなかった」「小バスラッシュで終わってしまった」なんてこともザラにあるのではないでしょうか。
もちろん自分もそのうちの一人(笑)
でも、そんな状況を打開できる「秋は秋なりの絞り方がある」と自分は思っています。
今回は、状況ごとのルアーセレクト術も交えながら、秋の野池攻略法を紹介していきますよ!
秋の特長とは…
私が秋シーズン釣りをしていく中、「秋は日替わり感が強い」と感じることがよくあります。
例えば…
「台風や急な寒波により気温の変化が激しく水温が安定せず、さらに気温低下と共に水温が低くなっている」
「あそこにあったウィードが枯れた」
「水が入れかわらず、水質が悪くなってターンオーバーしている」
など、ハイシーズンから秋~冬へ移り変わっていくにつれて、ネガティブな状況が多くなっていくのが秋の特徴です。
秋は水通しの良いエリアが有効!
初秋~秋に移り替わる時期は、まだ夏を引きずっているバスが多く、単純に涼しいエリアにいることが見受けられます。
でも、季節が進行するにつれて、気温低下や台風の影響でターンオーバーして水質が悪化。
そのような状況下において、有力になってくるのが、水通しの良いエリア。
水通しの良いエリアを見つけ出すことで、バスを絞り込んでいけるのも秋の特徴です。
代表的な例はインレット。他にも、ウィード周り、風や湖流により流れの発生するエリアなどが挙げられます。
これらポイントに共通するのは…
① フレッシュな水が流入
② 流れを生む
③ 酸素量を確保できる
①+②+③=ベイトが溜まり、そこにバスが入ってくる
…といった構図です。
これが秋のターンオーバーを攻略する上で注目するポイントの一つになります。