こんにちは、富村善之です!
僕のホームグラウンドの琵琶湖は現在、秋本番を迎えています。この秋というのは、釣れる人と釣れない人の差も大きくなりやすい季節ですよね。
そんな中で、人よりも多く、そしてよりデカいバスを釣るうえで、僕が大事だと思っているのが、工夫すること!
例えば、人のやっていない釣り方を試してみたり、人がやっていない場所かつバスの多いエリアを探すことなど。
色々と工夫することで、案外、楽に釣れたりするものなんです♬
秋前半から秋中盤までの琵琶湖のスペシャルな釣りを解説
そんな僕なりの工夫を詰め込んだ秋の琵琶湖のスペシャルな攻め方について、秋前半から秋中盤編と、晩秋編という2つの時期に分けてご紹介したいと思います。
で、今回はまず、秋前半から秋中盤までの琵琶湖のスペシャルな釣りを解説させていただきます。
2019年の秋はウイードが例年に比べてかなり生え揃っているというのが大きな特長
まず今年2019年の秋の琵琶湖の全体的な傾向なんですが、今年は例年と状況が違ってるんです。
というのも、今年は台風が過ぎた後も、そこらじゅうにウイードがモジャモジャと生え揃っているぐらいウイードが多いんです。
で、ウイードが濃いということは、バスにしてみると、ウイードエリアのドコにいてもエサが取れる状況なので、バスは特定の地形変化やストラクチャーに隠れる必要がなく、散り散りバラバラになっているので、1ケ所でまとめて釣りにくい状態となっているんです。
困ったものですよね(笑)。
でも、そんな中でも、エリアやスポットを見極めて、釣り方、アプローチなどを工夫すれば釣れる確率は確実にアップします!
ではどうすれば秋前半から中盤のバスを効率的に釣ることができるのか? なんですが…。
その方法をお伝えする前に、例年の秋の琵琶湖のバスの行動パターンから振り返ってみます。
例年の秋の琵琶湖は、大きく分けるとバスの行動パターンは3つに分かれる傾向にあります。
1つがベイトを追い掛けてシャローに向かうバス。
もう1つがディープにドーンと落ちるバス。
それから1年を通してベイトが寄り付く地形変化やストラクチャーに向かうバスという感じに分かれます。
今年の秋の琵琶湖のバスの行動パターンはズバリ「ベイトに着いて泳ぎマクっている」状況
で、今年の秋はどんな行動パターンなのか? というと…。
実はシャローの入口にクロモ、フサモ、コカナダモなどが大量発生して、シャロ―への入り口がフタをされた形になり、ベイトがシャローに入れない状況になっているんです。当然、シャロ―側にバスの姿も少ないという状況になっているんです。
では、実際バスはどんな行動をとっているのか? と言うと、ズバリ「ベイトに着いて泳ぎマクっているんです」。
そして、デカい個体のバスほどベイトを活発にベイトを追う行動をとっています。
バスの動きが早く同じ場所にとどまらないので、釣りづらい感じですが、それでもしっかり狙うと釣れるんです。
ではどういうアプローチがイイのか?
まず秋の典型的な浮いているバスの狙い方を紹介してみると、いくつかの王道な攻めがあります…。
同じ層を引きやすいクランクベイト、ミノーを使うか、自分で層を変えて狙えるスピナーベイト、スイムジグ、チャターベイトなどを使うという方法。
上記のルアーの中から水の濁り具合によって、有効な波動の強さなどを考えルアーをセレクトしてくのが◎。
ちなみに、釣れない訳では無いですがドクリアーでクランクなどの波動のキツいルアーは向いていないです。
ベイトに着くバスに対して僕のオススメはチャターやスイムジグ
さて、僕のイチオシはというとチャターやスイムジグです!
というのもトレーラー次第で、波動を強くもできるし、弱くもできるからです。
具体的にトレーラーワームとして一番使用頻度が高いのが、ゲーリー・サンショウウオ5inchです。
これに代わるトレーラーはハッキリいって無いというぐらいお気に入りです。
出典:ゲーリーインターナショナル公式5inchサンショウウオ詳細
チャターやスイムジグの超オススメトレーラーは、ゲーリー・サンショウウオ5inch
サンショウウオが効いている一番の理由は、タテ向きにデザインされたテールの存在
効いているキモだと思うのが縦テール構造!
この構造のおかげで、サンショウウオの長さを変える(切る)だけで、波動が変えることができるんです。
たとえば、ほぼカットせずにセットすると水押しの強い波動をだすことがきます。
そしてヘッド部をカットすればするほど、テールの動きを小さくすることができ波動を抑えることができるんです。
最初は、すごく動きが変わることが面白くて、色々試してみたら、とにかく釣れる釣れる!
僕自身、正直こんなに釣れると思いませんでしたから!
秋の琵琶湖攻めの特攻薬
ヤマセンコーのI字系攻め
続いて、次に紹介したい有効な攻めがI字系!
I字系は、今となってはすっかり有名になってしまいましたが、ライトリグ好きなプロなら大昔からみんな好んでやってる攻めです。当時は、I字系と言う呼び方は無かったですけどね。
で、私が現在、多用しているI字系リグですが…。ズバリ「ヤマセンコーのノーシンカー」です。
4inchと5inchのサイズ選択が超絶にキモ!
で、実はキモがあって、それはサイズの選択なんです。
実は4インチと5インチの選択によって釣果にスゴい差がでるんです。
例えば、4インチで釣れる時は5インチ全く釣れないとか…。その逆に5インチで釣れてる時に4インチに変えた途端に食わなくなるとか…。
普通、バスが食っているエサのサイズに応じて、効くワームサイズが変わるということが多いんですが、ヤマセンコーの場合、全く関係がなく、しかも日替わりで効くサイズが変わったりするんです。一体なんなんでしょうね(笑)?
まぁ答えが分からないままの方が僕的には面白くてイイんですけど(爆笑)。
で、次に紹介したい効果的な攻めが「ライトリグ」での釣り。
見せて食わすライトリグはやっぱり外せない攻め! 僕的にも1番バスを騙した気になるので好きなんです。
またライトリグは表層から底まで、釣り人次第でドコでも狙えるので、アングラーの腕の見せ所的なのも好きな要素になっています。
ライトリグは状況に応じて色んなものを使ってもらえればOK。
オススメとしてはジグヘッドのミドスト。ラインスラックをだしてラインを揺する感じでシェイクするのが基本です。
ミドストは慣れるには少しコツがいるかもしれませんが、よく釣れるので練習して慣れましょう。
1匹釣れたらリズムも分かり、自信も付いて、すぐに釣れるようになるので、何がなんでもまず1匹釣っちゃいましょう!
これをマスターすると釣れるバスが絶対に増えます、頑張って下さ〜い。
秋の琵琶湖でスペシャルな効きっぷり!
ゲーリー・レッグワーム2.9inchのチンチロリグ
で、ライトリグ系寄りのリグで、最近、僕が多用しているのが「チンチロリグ」!
ちなみにこのリグで使用頻度がもっとも高いワームなのがゲーリー・レッグワーム2.9inchです。
チンチロリグですが、どんな構造のリグかというと、オフセットフックを使ったノーシンカーをベースに、ワームのバランスがとれている位置のド真ん中に、にゃん玉シンカーををブチ込むリグなんです。
これが、よく釣れるんです。
YABAIブランド「にゃん玉シンカー」は、全8サイズあり
0.8g(5個入)、1.3g(5個入)、1.8g(4個入)
2.3g(4個入)、2.8g(3個入)、3.3g(3個入)
4.0g(2個入)、5.0g(2個入)
フォール時にフックとシンカーがバランスを取り合いしてフルフルロールしながら落ちるのが特長
チンチロリグでは、フックを避けちょっと斜めから刺すので、フォール時にフックとシンカーがバランスを取り合いしてフルフルロールしながら落ちるのが特長。この動きがバスを刺激するみたいでフォール中のバイトも多くでます。
ゲーリー・レッグワーム2.9inch++YABAI にゃん玉シンカー0.8g+オフセットフック#1/0
上写真右から
ワカサギ
AOテナガ
ナチュラルシャッド
ウォーターメロンブラックフレーク
ウォーターメロンギル
グリーンパンプキンブラックフレーク
ダークブラウンブルーギル