中国の釣具製造の街「ウェイハイ」へアイデア探しの3人旅【加来匠-オガケン-ボンバダテル】
「当たり」は運と出会いで決まる
今回の旅の一番の目的は「高度な技術や、斬新な手法や開発センスを持ったファクトリー」を探すこと。
これはすでに作られている製品を見ればスグに分かることなので比較的容易。
難しいのは…山ほどある関連業者の中から、どうやって”当たり”を探し出すかということ。
まぁこの辺は運と出会いですし、実際「おおっ!」と感動する繊細な作りや、ビックリするようなアイデアを持ったいくつかの業者に出会うことができました!
その辺の顛末は、今後の製品開発に何らかの形で関わる可能性もあるので、本記事からは割愛いたしますので悪しからず。
トンデモナイ街は原石の宝庫
威海(ウェイハイ)市の工場などを実際に見たわけなのですが、まあ、一言で言えば「玉石混交」。
もっと言えば、玉はほんの少しでほとんどは石ばかりなのですが、少数ながらもこの玉がバカにならないんです。技術もアイデアも素晴らしい。
近年よく言われることですが、「技術立国日本」「ジャパンアズナンバーワン」「メイドインジャパン」の概念が、現実を見ると、もう差が無いどころかモノ作りの面では一部完全に追い抜かれていることを否応なく見せつけられるのです。
おそらく、中国以外でも各国を回れば同様な事象にたくさん出会うことになるでしょうが…。
ともあれ、僕らジャパンプロダクターの仕事はこれらの技術やアイデアを取り込むこと。
そして、それらの一部を利用したり昇華させたり、つまり、より高度でより良いプロダクトを産み出すこと。
まぁ、そもそも日本はそうやって技術立国になったんですからね(笑)
ということで! 遊んでばかりではなく、ちゃんと目を皿のように広げて様々な知見を広げてきましたよ。
五日間の行程でしたが、得るものが多く、モロにニュープロダクトへ反映できる物もあったりで、近い将来皆さんがそれらを手にする事になるやもしれません。
前述通りその何かを今の段階でお見せすることはできませんが、旅の模様をざっと映像に収めてきましたのでどうぞご覧ください!
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