今江克隆のルアーニュースクラブR 第968回「引退を決意して初めて見えた真実〜2019年最終戦閉幕〜」の巻
1日、3尾、1,780gの意味
2019年TOP50最終戦桧原湖は、一昨年、台風余波で史上初のワンデイ開催となった霞ヶ浦最終戦同様、再び大型台風19号の影響でまさかのワンデイ開催となり1日のトーナメントで閉幕した。
正直、9日間もの練習を繰り返し、それがまたしてもたった1日の開催で終わってしまったことの不完全燃焼感は否めない。
ただ、その1日の短期決戦でわずか3尾のバスしか手にできなかったことは、全てにおいて自分の戦略が間違っていたのであり、何の言い訳にもならないことは自分が一番理解している。
しかし、そのわずか3尾のバスの、たった1,780gという結果には、その数字以上に自分のこれからの進むべき道を決める、極めて重い、重い意味があった。
最終戦桧原湖ワンデイ、3尾、1,780g、それが何を意味するか、試合終了5分前、自分が最終帰着者となる最後の最後まで諦めなかったが、必死の気持ちも通じること無く自分の最終戦は無情にも最低の結果で終わった。
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