はじめまして! 樫内利政ことカッシーです。
朝晩はひんやりすることも多くなり、釣りをするには絶好のシーズンの秋!
でも、秋はバスが広範囲に散ってしまって、ポイントを絞りづらい時期でもありますよね。
特に私のホームレイクである津風呂湖は広大で、今の時期は魚がさまざまな場所に散ってしまっている傾向にあります。
数は釣れるものの、デカバスのポイントが絞りづらくサイズアップに悩まされる今の時期。
そこで、今回はそんな広大なフィールドでビッグバスを絞り出す方法について解説していきたいと思います!
ビッグバスを釣る為の条件は何か?
津風呂湖ダムを攻略する為のキーワードは「沖」です。
私が得意とする、津風呂湖の超沖エリア。通称「大宇宙の方程式」と呼んでいるんですが、それについて解説していきます。
その大宇宙の方程式を理解するには、まず津風呂湖の特長を理解する必要があります。
その特長というのは、極端に水が動かないということです。
川筋は3本あるんですがその流入量は少なく、湖流が極端に弱いのです。
その結果、プランクトンが岸際に少なくなり、プランクトンを求めてベイトフィッシュが沖へ出て、それを追うバスが沖を浮游するようになります。
カレント(流れ)はプランクトンを流し凝縮させる力があります。
その主な要素となるのは「風」であり、不規則な風によって生じる流れと、規則的な地形がぶつかることにより、ヨレができます。
そのヨレにプランクトンが溜まり、その他魚が寄って来るという食物連鎖が行われているのです。
それが大宇宙と呼んでいるエリアです。
では、その大宇宙はどうやって探すのかを次の項目で紹介したいと思います。
大宇宙の探し方
確かに津風呂湖の沖にはバスがいます。
しかしエリアが広大な為、その個体と遭遇するのは困難です。
重要なポイントは生き物が溜まる沖です。
ボートを風に漂わせるとボートが停まる場所があります。
それがカレントのヨレであり、プランクトンが溜まる場所でもあるんです。
そう多くは存在しませんが、確かに存在する1級ポイント。
その点を意識しながら沖のポイントを探すと新しい発見があるかもしれません。
バスへのアプローチ
このポイントで釣るということは、ストラクチャーはモチロン、ボトムとコンタクトできないということ。
イメージしてください。狙っているのは水中の立方体の空間なんです。
その空間にルアーを入れるだけです。
フィーディングに集まっているバスなので、多少レンジがずれても、ルアーを追いかけさせることができれば問題ありません。
重要なのはバスにルアーを気付かせること。
魚探の映像でどのくらいの大きな量の影が映るのか。 また、バスのチェイスが目視できたりすると期待大です!
密度が薄ければハイアピール、濃ければナチュラルに…が判断基準です。