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今江克隆のルアーニュースクラブR 第967回「令和のネコリグはコレか!? ウワサの激セコワームに注目」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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ウワサの「スキニーイール」が遂に発売へ!

と言うことで、練習内容にはあまり触れられないので、今回も先週に引き続き、2019年最新の秋冬モノ情報をお届けしよう。

まず、本当に地味すぎるぐらい地味で、もともとは発売する予定ではなかったが、試合で使っているうちにその驚異的な釣獲能力の高さに渋々?発売を決めたウワサのワーム「スキニーイール」が、10月末にいよいよ登場するとなった。

「スキニーイール3インチ㊦」と「スキニーイール4インチ㊤」。実物はおよそバス用のワームとは思えないほどセコくて細い。むしろソルトウォーターのライトゲームに最高なワームかもしれない…

元々は七色ダムで「レインズ・スワンプミニ」がロコシークレットワームであることを2年前に知り、実際に使ってみるとそのセコさに唖然としたが、特にミミズカラーへの反応とサイトでの異常とも言える反応の良さに驚かされてしまった。

ただ、あまりにセコ過ぎて試合で使う気になれず、見て見ぬふりをしていたら青木大介プロがこのミミズワームで七色ダム戦で表彰台を獲得し、一躍超人気ワームになってしまったのだ。

そのことからようやく自分も「イールクローラー」のダウンサイズ版を作ってみようと思ったのだが、いろいろと試行錯誤する中でナゼ、この激セコワームにバスが以上に反応するのか、その理由を突き止めることができた。

最初はそのセコさと色の特殊さ故に釣れると思っていたが、実はこのワームが「イマイチ効かない状況」もあることに気が付いた。

激セコワームが圧倒的に釣れる状況と、その理由とは…

一つはまずバスの密度が薄い場所での効果は低い。

これは極めて細く小さいが故にバスに見付けてもらいにくいからでもあるが、同様に視界が効き難いマッディ過ぎる場所でも効果は低い。

この理由は至極当然なのだが、二つ目の効き難い状況が実は「食べているエサ」に大きく関係していることである。

このテのストレート系激セコワームがナゼ異常に反応が良い状況があるのかを検証していて、一つ確実に言えることは、このテのワームは「食べているベイトフィッシュが非常に小さい場所」で異常なほど反応が良いこと。

分かりやすく言うと、目で見て「稚魚」のような魚が多い場所、非常に小さい小エビが湖岸にワンサカ目視できる場所などではまさに異常というほどバスの反応が良いことが分かった。

まぁ、これも当たり前といえば当たり前の話に思うだろうが、そこでテスト段階で面白いことが分かったのである。

確かに稚魚のようなベイトが水面に目視で発見できる場所での反応は桁違いによいのだが、いろいろなサンプルで硬さ、長さ、太さを試していると、ある特定のサンプルに非常に反応が良いことが見えてきた。

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