川上 記由(Yosihnori Kawakami) プロフィール
こんにちは! 川上記由です。
私のホームレイクである山梨県山中湖(やまなかこ)で9月1日にNBC山中湖チャプター第4戦が開催され、その大会に参加してきましたので、今回はその大会の様子について話していきたいと思います。
ウイニングパターンを解説
大会の結果は、阿修羅O.S.Pドゥルガ73SPとHPシャッドテール3.1in【O.S.P】で2本のビッグフッシュをキャッチすることができ、3,405gで優勝する事が出来ました。
サイズ | ウエイト | タイプ | フックサイズ | カラー | 本体価格 |
73mm | 4.7g | Suspend | #8 | 15 | 1650円 |
サイズ | カラー | 数量 | 本体価格 |
2in、2.5in、3.1in、3.6in、4.2in | 29 | 12(2in)、10(2.5in)、8(3.1in)、7(3.6in)、7(4.2in) | 780円(税抜) |
O.S.P公式「阿修羅O.S.Pドゥルガ73・HPシャッドテール3.1in」詳細ページ
今回は仕事の都合上、前日プラに入ることはできなかったので、ぶっつけ本番の試合となりました。
そのため、前週に湖に出た時の感覚だけを頼りに、試合を展開していく事にしました。
前週の感じでは、湖各所の8m~9mのディープレンジにベイトフィッシュ(ワカサギ)の群れが魚探で確認できていたので、ディープクランクやライトリグでバスの反応もそれなりに得ていたので、試合当日は前週に好感触を受けていたディープレンジをメインに探って行くことに。
水温の低下で前週の時に確認出来たベイトが全く居らず
試合当日に最初に入ったエリアは、水深8m程の地形変化が絡むエリアでした。
ポイントに到着し、エレキを下ろすと真っ先に気になったのが水温でした。
前週より水温が3℃程低下していて23℃になっていました。
標高の高い山中湖では朝晩の気温も既に18℃を下回る状況で、週を追うごとに水温も低下していく傾向です。更に試合当日はターンオーバーによる影響なのか、水質が悪化している状況。
そのような状況で、まずは前週に好感触を得ていたディープクランクを使い、ベイトフィッシュの存在や、バスの魚影を魚探で探りながら確認して行くことにしました。
やはりベイトの群れの魚影は薄く、魚探の映像から感じる様子は前週と雰囲気が異なっていました。
エリアを広く魚探を使い確認しますが、どの場所も同じような状況です。ライトリグなども投入して様子を見てみますが全く反応なし。
ディープエリアを見切り水深2m~3mのウィードラインへ
ここで前週からの大きな状況変化を察知し、早めにディープエリアを見切ることにしました。
エレキで小移動をしながら、攻めるレンジを水深2m~3mに変え、ウィードラインを確認してみると、ウィードの上部におびただしいベイトの群れが確認出来ました。
水質もディープレンジよりはるかに良好です。ベイトの群れも良好な水質を求めてレンジを変えていたようです。
まずはルアーをベイトのサイズに合わせ、阿修羅O.S.Pドゥルガ73SP(ゴーストアユ)を投入してみることに。アクション方法は、ジャークはバスに警戒されるためあえて避けて、やや早めのただ巻きで誘ってみることに。
出典:O.S.P公式
すると1投目から明確なバイトがあり、一瞬ロッドに重みを感じましたが直ぐにフックアウト・・・貴重なバイトを逃してしまいました。
バイトは逃しましたが、反応があった事はプラスと捉え、 同じルアーで連続アプローチをすると余計なプレッシャーを与えてしまうので、HPシャッドテール3.1in(ライトスモークペッパー&レインボーフレーク)の1/20ジグヘッドリグに変更し、アピール力を下げてスイミングでウィードをかすめる様に誘うことにしました。
出典:O.S.P公式
すると数投で再びバイトが! フックキングにも成功して慎重なやり取りの上、1,500g弱のビッグフィッシュをキャッチする事に成功しました。
バイトが続かず渋い状況が続く
キャッチしたバスがあまりにも良いコンディションだった事もあり、このエリアにはまだまだ可能性を感じたので同じ場所で粘ることにしました。
しかし同じくHPシャッドテール3.1inで誘い続けていますが、バスからの反応はありません。先程のファイトでベイトも散ってしまいエリアが荒れてしまった様子。
そのためボートポジションを移動し、しばらくエリアを休ませることにしました。
休ませていたエリアに再び入りなおすことに
30分程時間を置いて、再び先程のエリアに入ると、ベイトのポジションも元に戻り、再び多量のベイトがウィードの上部をクルーズしている状況でした。
少し距離を取ってから、最初に反応があった阿修羅O.S.Pドゥルガ73SP(ゴーストアユ)を投入すると1投目で早速バイトしてきました! フッキングもバッチリ決まり、ロッドからはビッグフィッシュ確定のトルクが伝わります。
ドラグを出されまくり、ウィードに散々潜られ、ヒヤヒヤしながら慎重にやり取りを行い、浮いて来たバスは余裕の50UPでした。
2,000gにも迫りそうなビッグフィッシュを無事にキャッチする事が出来ました。
その後も残りの時間を使い同パターンで攻めるも反応が得られず2本でのウエインとなりました。
しかし2本ながらキャッチしたバスが良型だった事が幸いで3,405gで優勝する事が出来ました。
今回は試合序盤はどうなるかと思いましたが、うまく状況変化にアジャスト出来たので、阿修羅O.S.Pドゥルガ73SPとHPシャッドテール3.1inに助けられ、自分でも記憶に残るナイスゲームが出来たと思います。
また次回も良い報告が出来る様に頑張ってきます!