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【リアクションでマダイを食わせる】天龍のひとつテンヤロッド「レッドフリップ・リアクションテンヤ」

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天龍のロッドの中で、マダイゲームを対象にしているのが「レッドフリップ」シリーズ。

シリーズの中で、「ひとつテンヤ」を対象としたレッドフリップ・リアクションテンヤが2019年にリニューアルされました。

 

出典:天龍

NEWレッドフリップ・リアクションテンヤはスピニングロッド3機種とベイトロッド1機種のラインナップ。

前作との違いと特長

出典:天龍

まずはスピニングの3機種からご紹介。

「リアクションテンヤ」の名の通り、このロッドは通常のリフト&フォールを軸にした誘いはもちろん、ボトム着底からエビが跳ねるように強めのアクションを連続させてフォールさせるという、リアクションバイトを狙ったアプローチがしやすくなっている。

出典:天龍

■前作よりベリーに張りをもたせた

リアクションバイトを誘発させるため、前作と比較するとベリーは張りを強くしている。

つまり、跳ね上げるアクションがよりしやすくなっているのだ。

出典:天龍

それでいて、バイト感度、ボトムタッチ感度は損なわないよう、非常に繊細なカーボンソリッドティップも採用されている。

出典:天龍スタッフブログ

また、潮が流れない、バイトが遠いといった時にキャストして広く探るのもテンヤマダイでは常套手段。

■グリップが短く、ガイドは足高に

そのキャストでグリップエンドが衣服やライフジャケットに引っ掛かるトラブルを軽減するように、少し短くなっている。

出典:天龍

さらに、ガイドが前作と比較し足高、さらに小口径。糸抜けがよくキャストフィールが上昇しただけでなく、過度のライン放出を制御してくれる。

出典:天龍

RF2292S-MLS

水深20m以下でテンヤ8号以下といった軽いウェイトでフィネスに攻められる機種。

全長:2.29m
自重:102g
調子:7対3
対応テンヤ:1.5~12号(MAX50g)
PE:MAX1号
価格:38,000円(税別)

RF2342S-MS

6~8号のテンヤを非常に扱いやすい(MAX12号)、オールラウンダーモデル。

全長:2.34m
自重:105g
調子:8対2
対応テンヤ:2~12号(MAX50g)
PE:MAX1号
価格:39,500円(税別)

 RF2342S-MHS

水深30~50mで8~10号のテンヤを扱うのに長けた(MAX15号)、パワーを持たせたモデル。

全長:2.34m
自重:111g
調子:8対2
対応テンヤ:3~15号(MAX60g)
PE:MAX1.2号
価格:40,500円(税別)

〝巻きテンヤ〟やディープで活躍するベイト

NEWレッドフリップ・リアクションテンヤで、唯一のベイトモデルがRF2112B-MHT。

「T」が示すのはチューブラーティップ。

出典:天龍

若干だが、ソリッドティップより張りがあり、キュッとシャクるリアクションテンヤの動きもしやすい。

出典:天龍

また、ディープエリアではボトム感知が難しくなるが、これもベイトロッドであること、チューブラーティップであることで、非常に分かりやすくなっている。

出典:天龍

また、エリアによっては深場で大きな効果を発揮しやすい〝巻きテンヤ〟だ。

タイラバのように巻いて追わせて食わせるも巻きテンヤもベイトならやりやすい。また、掛かってからのファイトも大型であっても安定してできる。

RF2112B-MHT

全長:2.11m
自重:133g
調子:8対2
対応テンヤ:3~15号(MAX60g)
PE:MAX1.4号
価格:39,000円(税別)

全4機種ともに、天龍テクノロジーのマグナフレックス製法が採用されており、異なる弾性や素材のものをスムーズにつないでくれるので、大ダイがきてもその重量に応じて素直に追従してくれる。

また、ひとつテンヤはエビエサはもちろん、近年ではワーム(ソフトベイト)を付けて狙うのもひとつの手段になっている。

捕食しているエサなどによって、そのあたりの戦略性もあるので、楽しみながら秋ダイシーズンを満喫してみては?

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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