秋である。
霞ヶ浦水系へ、佐々木勝也さんの陸っぱりロケへ行って参りました。
甘いマスクと裏腹に、めちゃくちゃガッツ溢れる男。
いやもう漢ですね。
次から次へとバスを求めてポイント移動…オジサン付いていくだけで必死だったよ。
さてさて秋の霞ヶ浦水系。
水温が適度になってバスがベイトを食べるべく散らばって、スピナーベイトなど巻きモノで連発!
かと思いきや、台風の多い時期でもあるから、雨後の激濁りから急にシビアになったり…。
広い、そして基本的に浅い。そんな霞ヶ浦水系。
実は、釣りやすいはずなのに意外と絞りにくい(アプローチ法とか場所とか)、そんな時期といえるかもしれません。
ひとつ秋のキーとなるのは「横の釣り」です。
実釣で佐々木さんが使用していたリグなどをご紹介していきます。
霞ヶ浦水系の秋バス攻略のヒントになれば幸いです。
沈む虫?いやエビ!? シュリンピード
まずは、シュリンピード。
沈む虫。でありながら、高速トゥイッチで横のアクションもできてしまう、強烈なワームです。
朝イチ、最初のポイントでは高速トゥイッチの横の動きで即バスをキャッチしました。
シュリンピードはスキッピングで
シュリンピードを使っている時に気になったのがキャスト。
必ずスキッピングさせていたのです。
(佐々木勝也…なんだ、カッコつけているのか。男じゃなかったのか君は!)
そう思ったのですが、カッコつけているワケではありませんでした(当たり前か)。
その理由は、エビが逃げる時に水面をピョンピョンッ…と動くエスケープアクションを演出するため。
沈む虫かつエビ系ワームであるシュリンピード。佐々木さん自身は、どちらかといえば「エビ」としてのイメージで使っているそうです。
つまり、スキッピングでエスケープアクションを入れることで、その後のフォール、そして高速トゥイッチで、さらに深くバスのバイトに結びついていくそうです!
なるほど。やっぱりバスのことしか考えていない、「漢・佐々木」であった(笑)。
ちなみに上のシュリンピードでバスを釣ったポイントでは、水面から覗くとエビの姿が確認できました。
シュリンピード…めちゃくちゃ物欲を刺激するではないか!
しかし、このシュリンピード、唯一残念なのは…。
来春発売ってこと。皆さん首を長くして待ちましょう!
ロッド:ブレイゾン6101MLS
リール:タトゥーラLT2500S(SLPタイプαスプール)
ライン:UVFタトゥーラセンサー8ブレイド+Si2 0.8号
リーダー:フィネスブレイブZ 7lb