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【ダイワ・佐々木勝也が超解説】夏から晩秋までパワーを発揮する『軽チャター』という武器

寄稿:佐々木 勝也
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秋のバス釣り特集2019

エスケープアクションの演出

シルエットの小さいものが、ビリビリと早く動くアクションにバスの反応が良い

これについては、1/4オンスや3/8オンスなどの通常のウェイトと比較し、スティーズカバーチャターの1/8オンスと3/16オンスはシルエットも小さく、トレーラーを付けた場合でもかなりのコンパクトサイズです。

このサイズ感のチャターベイト自体がそれほど多くないため、バスの反応もフレッシュ…なのもありますが、それだけが理由ではありません。

出典:ダイワ

小さいものが、何かに追われて速い動きで逃げる…。

これは、バスから見るとまさにベイトのエスケープアクション。つまりエビやベイトフィッシュを狙う個体が反応してくれるアクションです。

約0.3mm!極薄ブレードがもたらすメリット

■レスポンスよくアクション

軽チャターのブレードは、チャターのブレードとしては極めて薄く、厚さ約0.3mm。

これ以上薄くしたら強度が危険…になる一歩手前まで薄くしています。

その恩恵でハイピッチかつレスポンスの良い動きが出せる…という訳です。

■チャターのリフト&フォール

少し特殊な使い方としては、チャターのリフト&フォールがあります。

リーリングで高速巻きをして、スティーズカバーチャターをリフトさせ、ゆっくりとブレードが軽く震えるくらいのスピードでフォールさせる。

イメージが湧かない方は、ぜひ次の動画をご覧になってください。この動画内でチャターのリフト&フォールを駆使してバスをキャッチしています。

出典:YouTube 「Ultimate BASS by DAIWA」

■ボトムをかすめるスロー引きも!

また、チャターといえば水面直下を速く巻くという使い方が一般的ですが、夏場など水温が30度を超えている場合、もしくは秋だけど魚のレンジがボトム付近という場合には、ボトムをかすめながらのスロー引きも有効です。

こちらもブレードの振動が軽くロッドに伝わってきつつ、なおかつボトムにたまに当たるように引くというのが重要なポイントです。

「ボトムをチャターで引くの!?」と思う方もいる通り、ボトムでチャターを使う人は非常に少ない…。故にバスからの反応もフレッシュ=だから釣れる!という訳なのです。

プレッシャーを与えにくい

チャターベイトの釣り自体がかなり一般的に普及している釣りのためもあってか、一昔前に比べると少しチャターの反応が悪くなってきたように感じます。

このスティーズカバーチャターの1/8オンスと3/16オンスは、通常の1/4オンスや3/8オンスのチャターと比べるとスモールシルエットということで、魚の反応がまた一味違ってきます。

ライトカバーも攻められる

スティーズカバーチャターの最大の特徴と言えばコレです。チャターとしては珍しいガード付きのチャターであるということ!

僕の場合、ガードをV字に開いて使用しています。

そのまま使用するのはNGという訳ではないのですが、スティーズカバーチャターに限らずガードをV字に開いた方がフックの通り道ができるため、フッキングが良くなるというメリットがあります。

そのため僕はジグの場合でもV字に開いています。

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