厳寒期の琵琶湖において、もはや定番と言ってもよいほど安定した釣果をあげるアラバマ系リグ。中でもベテランプロガイドである庄司潤氏が開発した食わせ要素の高い軽量アラバマ系リグ「トレジャートラップ(ドリームエクスプレスルアーズ)」は、ほかのプロガイドも愛用するほど信頼度が高く、今や琵琶湖のアラバマ系=トレジャートラップというほど人気のルアーとなっている。
それを象徴するように、琵琶湖界隈のショップでは入荷のたびに一瞬で完売し、ネットショップでは高値で取引されるなど入手困難な状態。中にはガイド中の庄司さんに直接交渉にくるアングラーもいるほどだ。
そんな冬の代名詞となっているトレジャートラップがなぜそこまで多くのアングラーから支持されているかというと、一番大きな点はアラバマ系リグの中でも非常に軽量に設計され、アピールが激しすぎないという部分だろう。
女性でもキャストでき、専用ロッドを必要としないアラバマ系が必要と感じた庄司さんが、数年前に開発したトレジャートラップ。構造はワイヤー+スイベル+ブレード+スナップと非常にシンプルなもの。ここで気づいた方もいると思うが、従来のアラバマ系のようなヘッドがトレジャートラップには存在しないのだ。そのため、ジグヘッドとワームが主なウエイトとなる。
(次頁で黄金セッティングを公開)
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