今江克隆のルアーニュースクラブR 第964回「幻となったポッパー戦略〜TOP50霞ヶ浦戦〜」の巻
三原直之がマクる!「ポップX」が炸裂!!
ただ自分の敗戦は最悪だったが、一方で嬉しいこともあった。
情報共有していたのではなく、全くの偶然で三原もメインは全く同じポッパーパターンだった。
しかし自分同様、初日1尾、2日目2尾とポッパーパターンはエビゴリ消滅の影響か機能せず、予選落ちギリギリで首位陥落かと思われた。
だが3日目、「ポップX」でのポッパーパターンがついに炸裂。
3尾を全てポッパーでキャッチし、単日2位のウェイトを持ち込み、16位にジャンプアップ。
準優勝した藤田京弥選手に3点差に詰められたが最終戦桧原湖を残し暫定首位を守りきった。
最も苦しかった2日目をまたしても守護神「スキニーイール4インチ(プロト)」と「ロデオライドリバイバー」の絶対防壁で凌いだことが、旧吉野川戦同様決勝での大マクりに繋がった。
しかし、首位陥落の絶体絶命の窮地で、ポッパーをやり切る三原のストロングマインドは、今時の若手プロにはない、自分の理想とするストロングスタイルの夢をまた感じさせてくれた。
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