お盆期間に2度新利根川に行ってきました。当日の様子は下記ブログもご覧ください。
■シャローロールがハマった1回目
■リピーターさんと行くスピナーベイト&クランキン道場in新利根川
新利根川の特徴
個人的に新利根川は大好きなフィールドです。
様々なハードベイトが使えて、それでいて魚の数が多いため、しっかりとエリアと釣り方を当ててあげればきちんとパターンが成立するレイクです。
その理由として、エリアが広くプレッシャーが分散しやすいこと、河川であるが故、カレントにより魚の活性が上がりやすいこと、あまりディープがないため、魚のレンジが絞りやすいことなどが挙げられます。
魚の反応を得やすいため、新しいルアーを試すにはもってこいのフィールドです。
また、松屋ボートさんのクラブハウスが快適過ぎる!というのも好きな理由の一つです笑
様々なクランクベイトを試してきました
今年発売されたクランクベイトや、過去あまり投げていないクランクベイトなどを、ここぞとばかりに投げまくってきました。
スピナーベイト狂の私は、当然合間にクリスタルSも投げているのですが(ちなみに濁りがキツかった今回はシャローロールの反応が良かったです)。
出典:ノリーズ
動き、潜行深度に加えるべきクランクベイトの使い分け
今回の新利根川でハッキリと感じたのが、ウォブルやロールなどの大小による動きと潜行深度のほかにも、明確に釣果に差が出るクランクベイトごとの特性があると感じました。
それはルアーの「潜行角度」です。
クランクベイトの中には急潜行するモデルもあれば、緩やかに潜行するものも存在します。
例えば、ノリーズのラインナップなら、「ショットフルサイズ」が急潜行するタイプ、今回新発売となった「コンプリートスクエア70」は緩やかに潜行するタイプです。
出典:ノリーズ
出典:ノリーズ
これはどちらが良いというわけではなく、その日の魚の反応を見ながら当たりのクランクベイトを探していけばいいと思います。
私なりの使い分けとしては、ややリアクション気味に使いたい時はショットフルサイズをはじめとした急潜行タイプ、食性に訴えかけたりスローに使いたい時は、コンプリートスクエアをはじめとした緩やかに潜行するタイプを使います。
リアクション気味に使える急潜行タイプ
アイの位置とリップとボディの装着方法によっても異なりますが、往々にしてやや長めのラウンドリップの物に多いタイプです。
私の好きな使い方はかなり軟らかめのロッドであえてショートキャストでブレイクを斜めに切っていき、クランクベイトにU字型の軌跡を描かせて水面に向かって泳いでいる途中のバイトを狙う方法です。
夏場に水通しの良いブレイクの中層にサスペンドしているバスに非常に効果的で、ボトムタッチをしないようにショートキャストでピックアップの回数を増やしてバイトを誘発するのがキモであります!
この釣りはタックルバランスが非常に重要で、体当たりをしてくるようなバイトも多いため、やや細軸のフックに非常に軟らかいティップセクションのロッド、クランクベイトが潜行中なのかピックアップ軌道に入ったのかが分かり、高感度なリールがマストです。
参考までに私のタックルと、それぞれについての特徴などを記したブログをご紹介させていただきます。
ロッド:ノリーズ ロードランナーハードベイトスペシャル630LL
出典:ノリーズ
出典:シマノ
フック:ハヤブサ ケンクロウ
出典:ハヤブサ
食性に訴えかける緩やかに潜行するタイプ
往々にしてボディがやや長く、ショートのややスクエアなリップがついているモデルが多いです。ゆっくり潜行していくため、シャローフラットの中層を引き続けたり、沈み物などのカバーの上を通したりしてバイトを誘うことが多いです。
例年の夏の新利根川では①の急潜行タイプが効果的でしたが、今回は②の緩やかに潜行するタイプの方が圧倒的に反応が良かったです。
釣行時は新利根川では稀にみる50㎝の減水で、例年ならブレイクのエッジに身を寄せているバスがブレイクから離れたところのレンジにふらふら浮いており、急潜行タイプだとレンジが合いにくかったのかもしれません。
緩やかに潜行するタイプのコンプリートスクエア
実は今まであまり多くなかった緩やか潜行タイプのクランクベイトがコンプリートスクエア70です。動きは強すぎず弱すぎず、特に関東のレイクにマッチしたボリューム感と動きだと思います。
今回の新利根川では私も同行者も道場の門下生も、コンプリートスクエアで魚をキャッチすることができました!
(今回はカップルの彼女さんがコンプリートスクエアで当日の最大魚をキャッチ!)
ボリュームは抑えながらもしっかり重量があるので、強風下でも非常に使いやすいクランクベイトです。ぜひ皆さんもクランクベイトローテーションの1つとしてお試しください!