「アマダイ」と言えば…淡白で超美味な魚として知られる、高級魚です。
タイラバで「マダイ」を狙っていると釣れてくることもあるのですが、その「アマダイ」をタイラバを使って高確率で狙って釣る方法を模索しているのが、オーリーこと折本隆由氏です。
ここでは、オーリー流のアマダイ狙いのタイラバゲーム「アラバマ」を紹介します。
知っておくべき「アマダイ」の習性
アマダイをタイラバで狙う際にポイントとなる習性をまとめると…
- アマダイは、砂(泥)地のボトムにいる(潜っている)ことが多い
- アマダイは、多毛類(ゴカイのような生き物)をメインに食べている
- アマダイは、マダイより口が小さく、捕食があまり上手ではない
以上の3点から、オーリーはアマダイを狙って釣るためのタイラバのセッティングや、釣り方を絞り込んでいるとのこと。
では、そのセッティング、釣り方を紹介しましょう。
アマダイ用タイラバセッティング
まずは、タイラバのセッティングから。
まず、アマダイはボトムにいるのでボトムをしっかり狙うため、通常のタイラバよりも重めのヘッドを使用するとのこと。
次に、アマダイが捕食している多毛類に似せるため、ネクタイ等は付けずに全体のシルエットを小さくすること。
そして、フックにはすごく多毛類っぽい「熟成タイラバアクア クワセフラップスリム」を付けます。
またアマダイの小さい口に合わせてフックが小さい「アクラバリグクワセ」を使用。
シルエットを小さくするため、スカートは適度に間引くもポイントです。
アマダイには味と匂いの効果が絶大!
アマダイは、マダイよりもさらに味と匂いに対する反応が良いようで「熟成タイラバアクア」がかなり効果的とのこと。
事実、アマラバが盛んなエリアでは「熟成タイラバアクア」が好んで使用されていることが多いそうです。
アマラバの釣り方
釣り方は、とにかく中層を捨てボトムを重点的に狙う!コレに尽きるとのこと。
具体的には、重めのヘッドでリグをボトムに落とし(砂や泥に埋めるイメージ)、2−3mリフトし、フォールさせるイメージ。
ロッドをアオってリフト&フォールさせるのではなく、リールを巻いてリグを持ち上げ、巻くのをやめてフォールさせるを繰り返すのが、アマラバの釣り方です。
ロッドに角度を付けずに可能な限りバーチカルに狙う方が効率的とのこと。
ちなみに、マダイ狙いのタイラバはロッド(ライン)に角度が付いた方が広範囲を探れるためによいとされていますが、アマラバではボトムを小刻みに叩いて狙うため、ロッド(ライン)が真下に近い方が、狭い範囲で何度もリグをボトムに落として誘えるので効果的になります。
と言うことで、かなり確立されつつあるアマダイ狙いのタイラバ「アマラバ」ゲーム。
興味のあるアングラーは、是非お試しください。