ゲーリーヤマモトの注目ワームとして、2017年、鮮烈デビューを果たしたのが5inchサンショウウオ。
さて、そんなサンショウウオは発売以来、いろんなリグで特にデカバスの釣果が目立っています。
特長は扁平なボディに8本のアームがついているのと、偏平ボディの縦方向に大きなテールがついているトコロ。
縦に配置された大きいテールってなかなかないですよね!
シャッドテールやカーリーテールにはない、水押し、波動はバスにとっては未体験なのかも!
出典:ゲーリーインターナショナル公式5inchサンショウウオ詳細
5″Sanshouo (5″サンショウウオ)
1パック / 6本入り 6colors
自重:約14.5g
推奨フック:スゴイフック#3/0~4/0
ちなみにに、このサンショウウオという名ですが、見たまんまですよね!まさにサンショウウオ! 天才ばか〇んの、ウナギイヌも想像してしまいますがw。
“サンショウウオ”とアメリカ本社で名付けられたこのワームがウナギ犬に見えてしまうのは昭和の人だろう。
今までにない革新的なデザインは、扁平ボディに対して縦に配置された大きなテールが特徴。
全く新しいこのワームは、テキサス、キャロ、ヘビダン、ジグトレーラー、チャタトレーラーなど、使い方も未知数であり無限大。
スゴイフック#3/0~#4/0のオフセットフックを使用したテキサスリグかヘビダンが特にオススメ!
特に、扁平ボディとテールのダブルアピールはブルーギルライクで強力にバスの本能を刺激し、しかも、しっかりとフッキングに持ち込めます。いつ使うの?・・・今でしょ!【解説 河辺裕和】
カラーは6色が用意されています。
出典:ゲーリーインターナショナル公式プロダクトreport
ルアニューでは2回ほど、サンショウウオの実釣動画ロケを行ってきましたが、いずれもデカバス乱舞のサンショウウオ祭状態でした。
というわけで、今回はそんなサンショウウオのデカバスパターンをご紹介します!
とみちゃん富村善之のサンショウウオデカバスパターン
まず最初にご紹介したいのは、ゲーリーファミリーの富村善之さんがロケ時に見せてくれたサンショウウオを使ったデカバスパターン。
このロケでは富村善之さんが初秋の琵琶湖を舞台に見せてくれたのはサンショウウオを使ったシャロ―のヒシモ撃ち!
サンショウウオで使ったリグは2つ。
実釣ロケで50cmUP4連打を見せたのが5gテキサスリグ。サンショウウオは水噛みがよいため、テキサスリグにセットすると、フォール時間がよりスローになるそうな。このゆっくりとしたフォールを利用して、朝イチの浮きバスを攻めると、デカバスが連発したのでした。
シンカーはタングステンスゴイシンカー5gが富村さんのベストセッティング。コイツは比重の重いタングステンなので小さくスリ抜けがよいため、テキサスリグでは必需シンカーとのこと。ちなみにテキサスリグを扱う際は、ラインスラックをある程度だした状態で操作するのが基本となる。また、フォールからのステイが食わせのキモとなるので、静と動のメリハリを意識しながらくアクションさせるのがキモとのことでした。
DASオフセット詳細ページはこちら
バスが完全にボトムを意識していたり、ヒシモパッチの奥に潜んでいる場合に投入していたのが、リーダーレスダウンショット。
5inchサンショウウオは、見ための通り複数のパーツで構成されているため、スリ抜け性能だけを見るとそこまで高くない。でもその少しスタックしてくれるのが、イイんですよねぇ! で、その少しスタックした状態からスリ抜けてしまえば、ファットなシルエットと複数のアームによる波動で、強烈にアピールするという利点があるんです。
ちなみにスリ抜けを効率よく助けてくれるのが、琵琶湖ガイドで知られる庄司潤氏が開発したパンチショットシンカー3/8oz。スリ抜けと感度の高さに定評のある専用シンカーを使用することで、濃いめのパッチを恐れることなく果敢に攻めることができるというわけ。タイトに落とし込みたい時はコイツがかなり便利とのこと。
パンチショットシンカー詳細
https://ameblo.jp/shojijun/entry-12173552800.html
ヒシモパッチを狙うリグとして、富村さんはテキサスとリーダーレスダウンショットを使ったんですが、この2つの使い分けをどんな感じにしていたかというと…。
基本的に狙いドコロとタイミングに応じて使い分けていました。まず2つリグの大きな違いはフォールスピードとフォール角度にって、テキサスリグの場合、ワームよりシンカーが先に沈み、5inchサンショウウオのボディが水を受けるため、フォールスピードはやや遅く、かつ手前に向ってフォールします。
逆にリーダーレスダウンショットは真下に向って垂直にフォールし、フォールスピードもテキサスに比べて速くなります。
そのため、魚が浮いているような状況では、しっかりフォールで見せるためテキサスリグを選び、ボトムを意識している場合はリーダーレスダウンショットを選ぶなど、状況に応じて使い分けるのが有効とのことでした。今回の取材では魚が浮き気味であったため、5gシンカーをセットしたテキサスリグで連発したというわけ。
①テキサスリグ用…テムジンTMJC-66MH「エアレイド」(エバーグリーン)+タトゥーラSV TW 8.1L(ダイワ)+バウオ・エクスレッド10Lb(東レ・モノフィラメント)
②リーダーレスダウンショット用…コンバットスティックSCSC-66MH「スーパーウォリアーⅡ」(エバーグリーン)+タトゥーラSV TW 8.1L(ダイワ)+バウオ・エクスレッド12Lb(東レ・モノフィラメント)