2014年8月頃から注目されはじめ、その後、デカいベイトフィッシュが沸いている時期や、晩秋~冬にかけてのヒミツ兵器として人気なのがデカスプーン!
ただ、使ったことがない人にとってはどんな状況、どんな場所、どんなアクションで使ったらよいのか? イマイチ分からないとの声をよく聞きます。
記者ももちろん最初、そんな感じでした。
そして、その疑問を解消するために、ビッグスプーンを愛用していた、デカバス師「中村哲也(なかむらてつや)」さんに以前、動画で解説していただいたので、今回はそちらを紹介させていただきますね!
ちなみに中村さんがその時多用していた、ビッグスプーンはベンパーカー・マグナムスプーン(ニコルズルアーズ)とモンスターフラッシャー(シグナル※当時はプロト)。
ベンパーカー マグナムフラッタースプーン8㌅【ニコルズルアーズ】
サイズ:編集部実測198mm、重量約95㌘
カバーセッティング
モンスターフラッシャー【シグナル】※当時はプロト
サイズ=編集部実測243mm、重量4ozクラス
カバーセッティング
中村さんが超ビッグスプーンを投入し、結果を残しているのは、ストラクチャーやカバー周り。具体的には琵琶湖でいうと北湖の漁礁やマンメイド周り、池原ダムで立木やレイダウンなど。
写真提供:中村哲也
そんな場所をルアーロストせずに超タイトに撃ち抜いていくためには、どうしてもカバー対応のフックセッティングが必要となり、上記のカバーセッティングほかいろいろと工夫を施していたのでした!
あとアクションに関しては主に3種を多用。
フリーに落としての「バックスライド」
ビッグスプーン系は基本的に後方重心なのでフリーに落とすと斜め45度ぐらいの角度でけっこう直線的にバックスライドフォールする
テンションフォールでの「垂直系ヒラヒラフォール」
サミングでしっかりテンションをかけてフォールさせるとヒラヒラとフラッタリングしながら垂直方向にフォールする。また一瞬だけサミングして、瞬間的なイレギュラーなフォールさせたりするのもアリ
2-3回シャクっての「イレギュラーダート」
ポンポンとロッドを上方向にシャクってやると、イレギュラーダートしてくれる
その3つの動きを自分なりに組合わせて攻めれば、バスはリアクション的に口を使ってくれるんです!
具体的にはどんなパターンがよいか? と考え込んでしまうかもしれませんがが、基本的になるべく同じ動きをさせないことを心がければ、あとは自分のイメージをふくらませればOKとのこと!
ちなみにリザーバーの立木などを攻める場合の一例を図解したので参考に!
まだビッグスプーンを体験したことがないひとは、ぜひ試してみてくださいね!