シーバスゲームにおける春の一大イベント「バチ抜け」。産卵期を迎えたバチ(ゴカイ類)を偏食するシーバスを攻略する代表的なパターンだ。
このバチ抜けを攻略するにあたって必要となるのが、ゴカイ類のシルエットと波動に似せたルアー。細身のシンキングペンシルなどが多く、水中をスーっと引くことのできるモノが多い。
数あるバチ抜け用ルアーだが、そのルアーの中には、サイズや波動を重視するがあまり、飛距離やレンジキープ力を犠牲にしたルアーも存在する。だがフィールドによってはショートキャストでは届かない流れのヨレにバチが溜まっているというケースもあるため、ボイルしている所まで届かない…というケースもあるだろう。
そこで登場するのが、ダイワから2017年3月に発売予定の「モアザン レイジースリム 110S-LV」だ。
出典:ダイワ
従来モデルには、スタンダードな「88S」、88Sのヘビーウエイトモデルとなる「88S-HV」、サイズアップモデルとなる「110S」の3種類がラインナップされており、すでに幅広いレンジに対応したラインナップとなっている。
そこへ追加される110S-LVは、これまでにないシャローレンジ対応モデル。22.5gの110Sに比べ6.5g軽い110S-LVは、水面直下~水面下60cmをトレースすることができる。
従来モデルでは攻略しずらかったシャローを、高い飛距離とレンジコントロール性能でカバーすることができるだろう。
2017年のバチ抜け攻略に新たな武器が加わりそうだ。