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【ロッドアーマーⅡ】メッシュ構造セミハードロッドチューブの使い勝手がよすぎる件

連載:加来 匠レオン「ライトゲームマニア」
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加来 匠 レオン「ライトゲームマニア」
隔週 土曜日配信

レオン 加来 匠(Kaku Takumi) プロフィール

加来匠(かく たくみ) 中国&四国エリアをホームグラウンドとし、メバルやアジ、根魚全般の釣りを得意とする生粋のソルトライトリガー。レオンというのはネットでのハンドルネームとして使い始めたが、いつの間にか、ニックネームとして定着。ワインドダートやSWベイトフィネスなどを世に広めた張本人、新たなスタイルを常に模索中! 「大人の遊びを追求するフィッシングギアを提供する」ことを目的としたプライベートプロダクション「インクスレーベル」代表もつとめる。

 

  加来匠レオン「ライトゲームマニア」第11回
セミハードロッドチューブの魅力の巻

今回は製品のお話しです。

まあ、宣伝になっちゃいますが、僕がこの製品に出会ったのは4年前。
さる竿工場へ視察に出向いた時の帰り際に担当者に使って下さいと言われて渡されたのがポリエステル繊維でメッシュ状に編まれた、「釣り竿保護用のチューブ」でした。

 

「釣り竿保護用のチューブ」の存在自体は、以前に釣りビジョンのバス番組でバスロッド保護用の製品として時折登場していたので、知っていました。

その番組ではアングラーがランクルなどの後部ラゲッジを開けると、何やら見慣れないチューブ上の物が車内に無造作に10本ほど束ねて積まれていて何だろう? と疑問に思いながら見ていると、中からするするっと釣り竿が出てきました。

ははあ、なるほど。裸で何本も束ねて車内に積載すると、出し入れする時にガイド同士が引っかかって出しにくいし、なにより竿が傷んでしまう。

かといって、竿を購入した時に付いている「竿袋」に入れたまま何本も積むと、これはまた何かと面倒なんです。

しかし正直その段階でも「へーっ便利な物があるんだな」と言う程度の軽い感想でしかありませんでした。

 

で、4年前にメッシュ状に編まれた、「釣り竿保護用のチューブ」を、頂き、せっかくだからと、とりあえず使ってみたのですが、正直ビックリでした。

映像で見ただけでは決して分からなかったのですが、実際使ってみると素晴らしく快適だったんです。

 

何が一番気に入ったかというと、ポリエステルメッシュなのでまず軽い。

やってみると分かるのだけど、7ftのワンピースロッドを裸で水平に持つとシャキンと真っ直ぐですが、これを製品に付いているナイロンの袋などに入れて持つと、細いアジメバロッドは特に袋の重みでダルンと曲がります。

ところが、このチューブだと入れた状態でもとても軽快です。まずこの点が凄く気に入りました。

 

使いやすさと保護能力に優れた釣り竿保護用のチューブ

それから、次に気に入ったのが想像以上の保護能力の高さと使い勝手の良さだったんです。チューブに入れておくと、堤防に立てかけておいてもチューブの表面は結構硬いので弾いてくれてブランクに傷が付かないんです。

例えば、風などで倒れたとします。裸なら1発でブランク表面が堤防のコンクリートで削れたり、倒れたショックでガイドリングが割れたりするのに、チューブは筒状に編まれているので非常にクッション性が高く、これもまた安心。あえてテストで30回ほど倒してみましたが、ガイドリングは一切無事でした。

そして極めつけは移動時など、出し入れする際の「ガイドの保護能力」です。

僕は基本的に道具の扱いが荒いタイプなのです。特にランガンしていて次のポイントに到着した時に気が早り、車中からロッドを出し入れする時にガイドをぶつけてしまい曲げてしまった(アジメバロッドは特にガイドフットがシングルで脆弱なので)ことが何度もあります。

 

 

しかしチューブに入れておくと、コレが何処にも引っかからないのです。そこで試しに磯へ降りる際に、ツーピースを繋いでリールもルアーもセットしたままの状態で「藪漕ぎ」をしてみたのですが、もう感動! 水平にグリップを持って歩くと葉や枝を少々かすめてもツルツルと滑って引っかかりません。

 

しまいには、わざと密集したブッシュの中に突っ込み、出し入れしてみてさらに感動。なんだこりゃと(笑)

 

実際にソルトロッド専用の釣り竿保護用のチューブを作ることに

以来、これはソルトロッド事情に見合った内径(太さ)や長さ(1ピース用と2ピース用)、またマイクロガイドに見合ったなど、専用の物がどうしても欲しいと思うようになり、早速作ってみたわけです。あのね、凄いよ。

このアイテムのおかげで、以前まで使っていた「ハードロッドケース」を一切使わなくなってしまいました。
ハードなケースを使うのは飛行機移動の時の荷物を預ける時だけ。

メッシュチューブを使うシチュエーションは車移動の時は当然使用、さらにフェリーや定期船や遊漁船に乗る時も。
またはタクシーや新幹線に乗る時も、都内を歩く時も全て、下写真のようなスタイル。

何たって細くて軽くて軽快です。取材やロケなどの遠征やコンベンションなど複数本持ち歩きながらこんな使い方で3年間通していますが、今までに一切のトラブル無し。

ただし、身内の人でも、説明しても当初の僕と同じように「ふ〜ん」という反応です。コイツばかりは本気で使ってみるまで良さは解らんのですよ。

と言うことで初期の製品は2年前にあっと言う間に売り切れてしまったのですが、今回頑張って、さらに使い勝手がいいように改良したモノを作ってみました。

 

それがこちら!

「ロッドアーマーⅡ」

2019年9月中旬発売予定

このロッドアーマーⅡでは、前作と比べると大幅なコストダウンに成功すると共に、最大直径をそれぞれ5mmほどダウンサイジングさせて、更に使い勝手が良くなっています!

フィッシュイン公式「ロッドアーマー」詳細ページはこちら

 

 

是非使い方やカスタマイズ方法などを動画で見て下さいな。

製品説明動画
INX.label ROD ARMOR 使用実例

 

カスタマイズ方法動画
RODARMORカスタマイズ法

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