早田 一貴(Kazutaka Souda) プロフィール
皆さん初めまして♪
大分県でソルトの色んなターゲットであそマルチアングラーとして活動している早田一貴(そうだかずたか)と申します。
さて、今回テーマとさせていただくのは私自身、ハマりにハマっている「鯛ラバ」!
そして鯛ラバの中でも、私的に重要視しているラインの使い分けについて詳しく解説してみたいと思います!
➀PEラインを選ぶ条件
今回はこの「PEライン材質使い分けのコツ」を昨今、老若男女問わず全国的に人気の鯛ラバでご紹介させて頂きます♪
唐突ですが皆さんは、お使いのPEラインをどのような条件で選ばれていますか?
銘柄や値段、製法等、様々な理由があると思いますが、私がここで書かせて頂くのはズバリ「材質」の違い。
この材質の違いを理解し使い分ける事で釣果にかなりの差が出ちゃうんです。
まずPEラインは一般的にPolyethylene(ポリエチレン繊維)を複数本撚って作られた物を言います。
このポリエチレン繊維自体は各社共に研究改良され、市場に出回っている物はどれも比較できないほどの優れ物ばかりです。
さて、ここからは私が愛用しているサンラインのPEラインをご紹介。
SIGLON PEx8【サンライン】
私が現在、タイラバでメインで使用しているのがコレ。SIGLON(シグロン) PEx8。
サンライン公式「SIGLON PEx8」詳細ページはこちら
このラインはポリエチレン繊維をミクロピッチ製法という撚り方で組み上げられており真円構造になっている為、非常に滑らかで強度も申し分ない仕様となっています。
そして何より価格が安い。通常の同クラスのPEラインと比較すると1~2割程度安価で尚且つ強度も真円度も平滑度も優秀。
どうしてもラインは消耗品なのでここまでの仕様のラインは消費者としてはとてもありがたいです(笑)
私自身、鯛ラバだけで無くシーバスやチニング、エギングにアジングにSLJと殆どのシーンでこのラインを使っているので信頼度はかなり高いです。
PE JIGGER ULT8本組【サンライン】
コスパの高いPEとして愛用しているのがPE JIGGER ULT8本組。
サンライン公式「PE JIGGER ULT8本組」詳細ページはこちら
このPEラインはUltimate PE(以下ULT)と呼ばれるサンライン独自の繊維にSmooth Surface加工と云う製法を施す事により一段階も二段階も上の平滑度と真円度を齎しています。
価格としては少々高価ではあるのですが、このラインのファンが非常に多いのは他のラインでは変えが効かないある理由があります。
それは「伸び率から来る感度」。PEラインと云うのは先にも話した通り複数のポリエチレン繊維を撚る事で出来上がります。
それが故にどうしても瞬発的な負荷を与えるとナイロンやフロロに比べればかなり少ないですが少々伸びが発生してしまうのです。
その伸び率は通常のPEラインですと約5%程度と言われています。
一方PE JIGGER ULT8本組はその伸び率が約3.5%程度と超低伸度なのです。
この伸び率が少ないという事は当然ですが水中の微細な感覚でもアングラーが感じ易くなります。コレってとても凄い事だと思いませんか!?
鯛ラバという釣りは「落として巻くだけ」という誰でも楽しめる非常にシンプルな釣りです。
ですが、簡単でシンプルだからが故に「ちょっとした事」を気にするだけで他のアングラーにとてつもない釣果に差をつける事も出来ます。
フィールド状況でラインを使い分けることで釣果UPヘ!
上記したように、ちょっとした伸び率の差などでPEラインを使い分けています。
あくまで一例として私の具体的な使い分け方としては、潮が動いている時や魚の反応が良い時はSIGLON PEx8。
潮が動いていない時や魚の反応が芳しくなくショートバイトが多い時等はPE JIGGER ULT8本組を使用しています。
サンライン公式「鯛の糸リーダーSV-I」詳細ページはこちら
渋い状況に陥った時のオススメな組み合わせ
実際、潮が動いていない時は層による潮流変化を感じ取る事は釣果の明暗を分ける大きな要素となります。
この微細な変化を感じ取る為には超低伸度のPEラインというのは必要不可欠になる訳です。
私に取っては状況の厳しい時にはこのPE JIGGER ULT8本組とタングステンヘッド(レイン 鯛レボTG・レイン 鯛vivo)の組み合わせは絶対に手放せません(笑)
他にも冬季や攻める水深等での使い分け方もあり、其々上記とは別の恩恵を齎すのですが、その説明はまたの機会という事で(笑)
皆さん、今シーズンは是非ともサンライン製品で一ランク上の鯛ラバを楽しんで下さいね!!
それではまたの機会に♪