実は簡単!豆アジング講座
杉山代悟 Sugiyama Daigo プロフィール
皆さんこんにちは。杉山代悟です。
今回は、夏から秋前半にかけて、楽しくなる豆アジングに関して、色んな情報をお伝えさせていただきます!
アジングと言うと秋〜冬のイメージを持たれる方も多いかと思いますが、実は夏も楽しいんです。
7月~9月は尺オーバーの大アジなどは、なかなか釣れませんが、その分、小さい豆アジが夜になると漁港などに寄ってきて数釣りが出来る時期です。
夏から秋にかけて楽しめるのが豆アジング!
サイズは10〜20cmほどの豆アジがメインとなるこの時期ですが、豆アジってなかなか釣りあげるのが難しいですよね。
20cmを超えるとしっかりワームを吸い込んで高確率でフッキングに持ち込めますが、20cm未満だと口が小さくこともあって、なかなかフック部まで吸い込んでくれません。
豆アジに最適なジグヘッドを現在開発中です!
現在、ジャッカルではそのフッキングさせるのが難しい豆アジをターゲットとしたジグヘッドを開発しております。
まだプロト段階で、細かくはお伝えできないのですが、フック形状などについては、すでにジャッカルから登場しているスイスイスイムジグヘッドや、キビキビダートジグヘッドがベースになっています。
ただ、このプロトタイプジグヘッドは、フッキングさせるのが難しい豆アジに対応するべく、よりゲイプは狭くなっており、またシャンクも短くなっているなど、あらゆる部分でブラッシュアップが図られています。
上がスイスイスイムジグヘッド
下がプロトの豆アジ対応ジグヘッド
今回のプロトジグヘッドはゲイプの幅が短いので、豆アジが吸い込んでもフックが邪魔をする事なくしっかり口の中に入ってくれます。
1inch前後の小型ワームを着けてもバランスを良くする為にシャンクを短くしています。
バイトがあるがフッキングさせるのが難しいテクニカルな豆アジング
今回ルアーニュースのYouTube動画の撮影でアジングの実釣ロケに行ってきたのですが、この撮影の時も漁港のポイントは豆アジまみれの状態でバイトがあってもなかなかフッキングしない難しい状況でした。
でも、このプロトジグヘッドにチェンジすると、フッキングとキャッチ率がともに3倍以上になり、結果プロトのジグヘッドで12~13cmの豆アジをたくさん釣ることが出来ました!
改めて豆アジ用ジグヘッドの必要性、フックの形状や大きさが、豆アジングでは、どれだけ重要か思い知らされた釣行になりました!
この動画は近日、YouTube LureNews.TVチャンネルでアップされますので是非そちらもご覧ください!
豆アジングをしてるとカマスなどが回ってくることも!
今回のロケではこんな珍客もゲット!
ロケでの使用タックルはこちら
ロッド:スキャッドウォール SWS-58JH-TT
リール:ヴァンキッシュ C2000S(シマノ)
ライン:エステルライン 0.25号
リーダー:フロロ0.4号
ロッド:スキャッドウォール SWS-80CL-ST
リール:ステラ C2000HGS(シマノ)
ライン:PE0.4号
リーダー:フロロ1号
以上、豆アジングについて色々とお伝えさせていただきました。
夏から秋前半は豆アジングがもっとも楽しめる時期! 少しテクニカルに思うかもしれませんが、専用のジグヘッドなどを使えば、比較的簡単にいい釣果が狙えると思います!
また豆アジングは港のナイトゲームでの釣りがメインになるので、涼しくて気持ちが良いのも◎。ぜひ皆さんもお近くのフィールドで豆アジングを楽しんでみてくださいね!
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