マグナムスプーンといえば、2年前の2014年8月末頃にバスフィッシングで一大ブームとなった「ベンパーカーマグナムスプーン」。
秦拓馬さんが2014年10月に琵琶湖にてキャッチした69cmも話題になりました。
秦さんの実釣動画もあります
そんな一大ムーブメントを巻き起こしたマグナムスプーンですが、バスフィッシングではなく、シーバスフィッシングにもブームが到来しているとのこと。
シーバスフィッシングではこの時期、コノシロという大型のベイトを捕食するコノシロパターンというものが存在します。
学名:Konosirus punctatus (Temminck and Schlegel, 1846)
代表的な呼び名:コハダ0センチ前後になる。側扁形(左右に平たい)。口が前端(いちばん前)にあり、背が銀色で腹が白い。背鰭の後端(後ろ端)が糸状に伸びる。口はまっすぐで上あごも曲がらない。[コノシロサイズ25cm]
このコノシロを捕食しているシーバスに効いているのが、マグナムスプーンなんです。
で、今回はそんなシーバス専用のマグナムスプーン2モデルを紹介します。
まずはダイワさんの新製品!
コノシロなどのビッグベイトパターンで威力を発揮するマグナムスプーン大型ベイトを彷彿させつつアクション重視のサイズ設定。フォールではヒラヒラ落ちるフラッタリングアクション。73はボートからのコノシロパターンによるランカー狙いに最適なマグナムサイズ、35は陸っぱりからのキャスティング&リトリーブでも使える汎用サイズ設定。わずかなバイトも逃さずフッキングに結びつけるサクサスフック「ソルティガアシストフックSS」搭載。
84g(3oz)を超えるものが登場しているマグナムスプーンであるが、その大きさから、アングラーへの負担は非常に大きい。開発で最重要視したのは扱いやすさ。大型ベイトフィッシュの群れの中でも一際目立ち、且つMH~Hクラスのロッドで十分アクションさせることが可能な73gサイズに設定することで、扱いやすさが大幅に向上。
フリーフォール時にヒラヒラと落下しながらフラッシングを発生させることでランカーシーバスに強烈アピール。フリーフォール時にバックスライド気味にフォールさせることでラインテンションが掛かり、糸絡みを防止しつつバイトの取りやすさも実現。
フックは、大型シーバスの口元をがっちり捕らえるソルティガアシストフックSSを標準搭載。バレやスッポ抜けを抑える特殊素材のアシストラインに加え、平打ち加工で強度アップした軽量でロングテーパーポイントのフックをさらにサクサス化し、驚異の貫通力のフックにしたことで、フォール中の微妙なあたりもフッキングが可能。
出典:ダイワ
ぱっと見はサイズ感が分かりませんが、170mm・73gと115mm・35g。小さい方はオカッパリでの使用も視野に入れたサイズ。価格は170mmが2250円、115mmが1350円(メーカー希望本体価格)。
出典:ダイワ
出典:ダイワ
出典:ダイワ
出典:ダイワ
出典:ダイワ
グリススプーン オーガ
琵琶湖のビッグバスを次々と仕留める爆発力を持った巨大スプーン「グリススプーン オーガ」。
その威力はモンスターサイズ狙いのシーバスゲームにおいても高い効果を発揮します。
出典:スミス
東京湾においては10月中旬頃から「シーバスランカー便」と呼ばれるような大物狙いのチャーター船が出船し始めます。 特に10月から年末にかけては産卵を控えたシーバスが荒喰いするタイミングでもあり、同時にその捕食対象となるベイトの1つが コノシロとなるのです。東京湾において、全体的にまばらなコノシロの群れは水温が下がるにつれ比較的大きな群れを形成し始めます。その固まりつつあるコノシロの群れにサイズの大きなシーバスが付く図式です。コノシロのサイズは群れにより様々ですが、比較的サイズの小さな個体でも25cm程度はあるため、グリススプーン・オーガの全長24cmは決して大きいわけではなく、むしろそのシルエットはコノシロにマッチしていると言えます。
出典:スミス
出典:スミス
出典:スミス
出典:スミス
出典:スミス
出典:スミス
出典:スミス
価格は、シルバーが2600円(税別)、シルバー以外が3000円(税別)。フックは別売りで、推奨フックはマサムネアシストフック シングル#6/0,ツイン#5/0。
一瞬引いてしまう大きさ、それでいてシンプルな構造のスプーンですが、やはりソルトっぽいカラーリングが施されたりすると、すごく釣れそうないい感じに見えますよね!
東京湾のボートをはじめ、コノシロパターンのシーバスゲームは今が旬!ぜひマグナムスプーンで、マグナムフィッシュをゲットしてくださいね。