レジットデザイン。
バスロッド「ワイルドサイド」を2015年にリリース。
ロッド開発者として名高い鬼形毅氏と飯高博文氏が立ち上げたロッドメーカーであることは有名。
レジットデザインのことをあまりよく知らない人のために、ちょっと紹介します。
飯高は、外資系メーカーでロッドの生産・開発に携わり、海外生産工場と密にやり取りしながらグローバルベースでのロッド開発に勤しんだ。これまでに手掛けたロッドはスタンダードモデルからハイエンドモデルに至るまで数知れず、その幅広い知識と経験を生かし、レジットデザインの代表として指揮をとる。
一方、鬼形は国内メーカーでハイエンドモデルのデザイン・開発に携わり、自らトーナメンターとして現場に身を置くことで、バスロッドのあるべき姿を自身の経験をもとに構築してきた。開発者であると同時に現場感覚を重視してきたアングラーだからこそ知る”作り手の理想”と”釣り人の理想”とのギャップ。ふたつの理想をすり合わせながら、素材選定から価格設定に至るまでをベストな形に落とし込むのがレジットデザインにおける彼の役割だ。
広い視野でロッド開発を俯瞰する飯高と、常に現場感覚を意識する鬼形。長い年月をかけて切磋琢磨してきた二人の技術と情熱が、LEGIT DESIGNの名のもとに一つとなった。Legit = 本物 という名に込められた思想がどのような輪郭をおびてプロダクトへと形を変えるのか。作り手である彼らでさえ想像し難い化学反応が、きっとバスロッドの既成概念を覆していくに違いない。
出典:レジットデザイン
バスロッドシリーズの第1弾である「ワイルドサイド」が一番にこだわったのが、ブランク性能。
ロッドの性能アップ、それはブランクの性能をアップすることであり、課せられた役割を果たしうるロッドに仕上げることである。投げやすく、感度良く、バイトを弾かず、フッキングと魚を寄せるパワーを持ち、バラしにくく・・・・と、多岐にわたるロッドの役割は、それぞれが相反する要素を持っている。それらをバランス良く1本のブランクにまとめ上げることで、フィールドにおいて本当に使いやすく、より多くのバスをキャッチすることができるロッドになる。道具は実際のフィールドで輝いてこそ価値があるのだ。
出典:レジットデザイン
1本1本、機種に合わせたカーボンを使用。そして、注目なのが全機種に「アラミド繊維」による補強が行われているということ。
Aramid Reinforcement(アラミド繊維)
WILD SIDEではこのアラミド繊維を多方向に隙間なく張り巡らせたカーボンシートを補強材として採用し、ティップからバットエンドまで(ソリッドティップ部は除く)巻き上げることで、ねじれや潰れへの耐性としなやかな復元力をブランク全体に漲らせることに成功しています。
出典:レジットデザイン
そして、上位機種にも迫るスペックなのに30000円(メーカー希望小売価格)以下というのが一番の魅力ではないでしょうか。
そんな「ワイルドサイド」ですが、2016年新製品の9機種と、オリジナルモデル15機種、そして今冬発売予定のビッグベイトロッド「WSC65XXH」の全25機種が一堂に揃い、スタッフが購入の相談やアドバイスに応えてくれる冬のストアイベントがスタートします。
ツアースケジュールは以下の通り。
11月26日(土)~12月18日(日)の期間、週末をメインに全国17店舗で開催。
当日ロッドを購入&予約すると、非売品のロゴメッシュキャップ、もしくはニットキャップを進呈(数に限りあり)
また一部店舗では、2016年のトーナメントシーンを圧巻した最強アングラーで、レジットデザインプロスタッフの北大祐さんも参加予定。
お近くの人はぜひ!