ライトロックで使用するルアー
銘柄として特に推すものはありません。
どれでもほぼ同じように釣れるので、入手しやすく自分が使いやすいテキサスシンカーを見つけることが重要です。
このリグはウイードレス(根掛かりしにくい)が命題ですので、注意すべき点は使用するワームと、オフセットフック(針先がワームに隠れるタイプ)のバランスが重要です。
したがって、自分がどんなワーム(サイズを含む)を使うかを先に決めないとフックも決まらないのです。
これもワームありきの世界です。
ワームの形状とそれに見合ったメソッド(リフト&フォールか、リトリーブなど)に見合う形状のジグヘッドが数種必要です。
比較的使いやすくて効果があがりやすいのは、リアクションバイトを誘えるワインド系や、フラッシングで誘うブレードを付けられるように下部にアイが付いたモノがほしいところです。
カツイチのゼロダンロックなど完成品もありますが、デコイのオープンスイベルなどを使って現場で状況に合わせてセッティングした方がよりベストでしょう。
またセットするシンカーも様々ありますが、ソルトのロケーションでは長細いホゴオモリのようなタイプが有利です。
根掛かりもテキサスリグより少なく、フック部がボトムよりシンカーの長さ分、上にくるので根魚もくわえやすいのです。
そしてこの際も水深や飛距離やワームのサイズでフックやシンカーは数種類用意する必要があります。
出典:ブリーデン
ボトム近くを釣ることが多いのでタイプは限られてきます。
飛距離がでてボトムが取りやすいモノ。
例えばミニマル65 やSPM75 などのシンキングペンシルですが、メソッドとしてはボトムから跳ね上がって逃げる小魚やエビをイメージしてアクションを加えます。
根掛かりを少なくするためにWフックに換装する手段もありますが、特有のダートアクションを殺さない意味でノーマルのトレブルフックのまま使用することをオススメします。
この際には根掛かりしてもフックを伸ばして回収することができるライン及びタックルセッティングが必要です。
出典:ブリーデンセンターバランスでヒラヒラと水平に落ちるメタルジグと、リアバランスで左右にバックスライドするタイプの2種類がオススメです。
どちらもボトムを攻めることと、根魚の口の大きさを踏まえ、リアのフックは外してフロント側へアシストフックを付けるのをオススメします。
フックはシングルフックでジグとアンバランスに感じるぐらい大きめのモノをセットする方がよりキャッチ率は上がります。
スピンテールジグは「コレさえ投げていれば」と多くのアングラーに言わしめたメタルマルがオススメです。
タダ巻きでもリフト&フォールでもよく釣れる、エリアやタイミングを選ばないルアーですが、基本的に根掛かりの少ない場所で使います。
出典:インクスレーベル
パーツすべての取り外し&交換が可能な可変式チャターベイト・ロックンチャターがオススメです。
マダイやタチウオなど海の様々な魚種にも非常に効果的なこのロックンチャターは、ソルトでの使用を踏まえてパーツ強度の強化や、飛距離・フォールスピードなどをソルトシーンに適切に合わせて作りました。
オススメの使用法は、ボトムからのリフト&フォールで、ブレードの強い振動でアピールしてターゲットを引きつけ、フォールと着底でバイトに持ち込みます。
セットするワームの形状や、ボトムバンプからリトリーブなどの操作によって、甲殻類からイカ・タコ類、小魚まで演出できるマルチプレイヤーでもあるのです。
また不思議に大物を引きつける力があるのもチャターの魅力でしょう。
出典:インクスレーベル
プラスティックバイブも根魚に非常に有効なルアーですが、まずは比較的安価なメタルバイブから着手することをオススメします。
ソルトでのメタルバイブはスピンテールジグのメタルマル同様に魚種限定解除的な側面もあり、一番の利点はラインアイが真上にあるために堤防敷石ギワなどをバーチカル(ほぼ真下など急角度)に攻めることができるところです。
ボトムに当ててはブルブルブルと持ちあげてヒラヒラヒラと落とす。
これだけで根魚はイチコロです。
ボトムノック専用のGOD’n vib(ゴッツンバイブ)がオススメです。
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