バリバスフィールドテスターの横島敏弘さんに、ジギングのビッグゲームにおける愛用ラインを解説していただきました!
私がジギングにおけるビッグゲームのターゲットとして狙っている魚種は様々ですが、中でも特にカンパチの大型魚にこだわりを持って釣行しています。
フィールドは沖縄本島や宮古島、石垣島、与那国島と言った沖縄諸島と小笠原諸島へと釣行を繰り返しています。
その中でも年間を通して最も多くの時間を費やすのが小笠原諸島。
私は以前、小笠原諸島の父島に住み、漁師をやっていたことがあり、現在はその頃の仲間達が船頭となり、力強い味方になってくれているのでビッグフィッシュを狙うためのサポート体制が万全なこともこの地を訪れる大きな理由でもあります。
クリアウォーターで大型カンパチ。求められるラインの条件は
では、この小笠原でのビッグゲームでラインに求める物は何か?
それは「強くしなやかなこと」です。
なぜなら小笠原というフィールドは海洋島。海上にポツンと浮かぶ島で本土や大陸が近くになく、流入河川もないので常に超クリアウォーター。
魚の力が非常に強く、クリアウォーターゆえにプレッシャーも受け易いので、ラインはできれば細い方が有利になります。
しかし細いラインでは強度が足らないために、せっかくヒットした魚をブレイクによって逃してしまう…という結果になってしまいます。
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