小野澤 康平(Kohei Onozawa) プロフィール
こんにちは! Megabassの本拠地 浜松で主にソルトウォーターのターゲットを求めてあちこち出没しているメガバスフィールドスタッフ小野澤です。さて今回はシーズンに突入しているタコ釣りをご紹介したいと思います!
ちなみにタコは、共同漁業権の魚種に設定されている地域があり、遊漁に関してもルールが設定されている場合があります。各都道府県や各地の漁協のホームページなどをご確認のうえ、ルールを守って楽しんでくださいね!
初夏から始まる浜名湖タコシーズン
さて、私のホームグラウンドの浜名湖(静岡県)では夏の名物釣りモノになっているのが「マダコ」。
浜名湖では初夏から真夏へ向かって水温が上がり、クルマエビやカニといったタコのエサが豊富になりことから、夏のタコゲームが本格化します! タコは陸、ボート問わず多くのアングラーを熱狂させてしまう好ターゲット。
何よりその美味しさが魅力のマダコですが、もちろんオカッパリからも狙えます。
今回はそんなオカッパリタコゲームをご紹介したいと思います!
浜名湖生まれ浜名湖育ちのエイトポッドシリーズ
さて、私がオカッパリのタコゲームで愛用しているのが、タコ釣り専用としてピンク・ジョージ氏が浜名湖で幾度とテストを重ね生み出されたタコーレシリーズ。
オカッパリでタコの潜んでるような場所は、普通に攻めると根掛かりしてしまうようなポイントが多いので、いかにして根掛かりを回避するのか⁉が重要だったりします。
そんな中で、タコーレは障害物回避能力がすこぶる高いタコルアーなんです!
まずは広範囲を!だが…
どんな感じで探っていけばイイのか? なんですが、エサの多そうなエリアで比較的流れのゆるいオープンエリアをタコーレ80を使って広範囲を探っていきます!
メガバス公式「タコーレ」詳細ページはこちら
具体的にはビューーーーンと遠投してしっかりボトムをとりジックリ探りタコからのコンタクトを探っていきます!
単純に遠投+ゆっくりとリトリーブするのが基本なんですが、ただ漠然とそれをしてしまうとボトムに生えてるアオサやアマモといった海藻類により藻ダルマ状態にされてしまい、ただの海藻サルベージ作業を延々続けるという拷問に…。
根掛かり回避能力が高いタコーレ80とはいえ流石に海藻まで回避してしまったらタコも掛からないので当然のように藻ダルマになってしまいます。
では、どうすればイイのか?なんですが…。
藻ダルマを避けるために、浜名湖の【浅い】という特徴をフルに活用すべく、まずはよく周囲の水面を観察してください。
すると、以下のような特長があることに気が付くはずです!
黒っぽいorやや緑っぽい→海藻エリア
白っぽい→砂地エリア
で、そんなエリアを把握したら、海藻の多い湖底にぽっかり空いたポケットを目視で探しタコーレ80を打ち込んでください!
あとはボトムをゆっくりズリズリと巻いてくれば海藻ジャングルに待機しているタコがタコーレ目掛けてやってきてくれるハズです。
ちなみに、カラーはより遠くからでもタコに見付けてもらい易いようギラギラなゴールド系を使用する事が多いです。
実は足元にも好ポイント多し! サイトで確認できたりしますよ!
キャスティングで狙う方法以外にもタコは狙えるます!
というのも潮位の高い満潮前後はビックリするほど足元までタコが寄っている事が多々あるんです!
なぜ岸壁がアツいのか?というと、岸ギワはタコの大好物のカニが多く、水深1メートル程の岸壁際や投げずとも届く程の岩場にヤル気満々なタコがスタンバイしていることが多いんです。
なので、歩き回りながらよく目を凝らしサイトでタコを探してみるのもオススメ!けっこう効果的です!
タコを見つけたらソッと目の前にポチャと落として誘ってみてください!
見えてる分、タコの挙動も分かりやすいので面白いですよ!
で、シッカリ抱いたのを確認したら、フッキングを決めて一気に取り込んでください。
岸壁や岸ギワ攻めでは、オープンエリア狙いと違ってタコがヘバリ付けれる岩や岸壁が近くにあるため、張り付かれないように一気に抜き上げるのが何より大事。
エサを食べる気満々で岸際に寄っているのでコチラが見付けれさえすればキャッチ出来る可能性はかなり高いです。
浅い!近い!と気を抜くとイージーな個体を取りこぼしてしまいますので足元は要チェックです。