目的は食わせの間、誘いは手段
つまり、ジグがキレイにフォールし食わせの間を与えることが目的。
誘いは目的達成の確率を上げるための準備ともいえます。
清水さんは反応が底ベッタリな時は、大きな入力と小幅な巻き(ハンドル1/8回転)で誘ったり、時には入力2、3回につきハンドルをわずかに回すなど、小さな範囲でなるべく刻むような誘いを行っていました。
もちろん、これはあくまで当日の誘いの一例。
レンジだけでなく、狙える魚種によっても誘いを変えていました。
例えば前述した、ワンピッチで数回誘ってからのゆったりした入力は、ロケ当日のターゲットでいえば同じ根魚の中でも遊泳力のあるマハタなどに有効だと話していました。
スロージギングという名前からアクションすべてがスローと認識してしまうのはNG。
反応のあるレンジや、狙えるターゲットによって、実はさまざまな誘い方があったのです。
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