タイラバ入門-ロッド選び編【連載ジャッカルソルト】by田中亜衣
田中 亜衣(Ai Tanaka) プロフィール
タイラバシーズン突入で大釣りのチャンス!これから晩秋までの期間は、初めての方が入門するには絶好のタイミング!
みなさん、こんにちは! 田中亜衣です。
毎年、梅雨入りの季節になると産卵を終え回復した真鯛が目立つようになってきますよね。
釣果の方も安定して、大釣りのチャンス! これから晩秋までの期間は、初めての方が入門するには絶好のタイミングじゃないかな⁉
ここ数年、オフショアゲームでは、鯛ラバゲームが始まって以来のブームになっているような気がします。きっと、そのライトなタックルのおかげで気軽に楽しめるところが大きいのかも!
それにターゲットは、おめでたい魚の王様「真鯛」ですからね!
今回は「初めての鯛ラバ」をテーマにお届け!
それでね!
今回の連載では、初心者の方に向けて「初めての鯛ラバ」をテーマにお届けします!
ちなみにエントリーする場合に一番気になるのがタックルだと思います!
ちなみに必要なモノを挙げてみると…。
ロッド、リール、ライン、ルアー、ライフジャケット(救命胴衣)、クーラーボックス。実はこれだけあればオッケーです。
でも、初心者の方にとっては、コレだけ!という感覚よりも、こんなにぃー⁈と思う人もいるかもしれません!
もちろんそんな人でも大丈夫です!
ロッドやリール(ラインも含む)やライフジャケットなんかは遊漁船によってはレンタルもあるのでルアーとクーラーボックスさえあれば鯛ラバゲームを楽しめる船は多いですから。この辺りのことは遊漁船によって様々なので、予約の時に船長に聞いてみてくださいね!
一方で、タックルはレンタルじゃなくて自分のタックルが欲しいという方も多いですよね。でも、何を買ったらいいか分からないし、失敗もしたくないし…。分かります、分かります、その気持ち♪
そんな方のモヤモヤを吹き飛ばすために、わたくし田中亜衣が皆さまが選ぶ際の目安となるようなタックルをドドーンとご紹介しまーす。
ロッドはエントリーモデルがオススメ!
タイラバゲームが始まって、もう15年くらい経つかな⁉ 今ではロッドだけじゃなく各メーカーから様々なタイラバのタックルがリリースされてます。
そんなタックルの中でも高価で選択肢が多いのがロッドですよね。
「よく、予算に合わせて選んで!」と言われますが、同じ価格帯でもいろんなロッドがあるし…。実際に自分が行く海でどんなロッドが良いのか? なんて、なかなか分かりにくいと思います。
そんなわけで、ロッド開発に携わっているアタシがそんな方にオススメのロッドを選んでみたいと思います。
ロッドは自分が釣行するエリアのタイプから選ぶのがオススメ
選び方としては、まずは「自分が釣行するエリアのタイプ」から選んでもらうのがオススメ!
エリアのタイプとしては大きく分けると下の2つのエリアがあります!
1つが「内海エリア」
具体的にいうと瀬戸内、東京湾や錦江湾など、80メートルくらいまでの水深でバーチカル、ドテラ共にそれほどライン角度がバーチカルから少し角度がつくエリア。
そしてもう1つが「外海エリア」
太平洋や日本海などの100メートルを超えるエリアでアプローチがドテラなところ。
上記した2つのエリアでは、ヘッドの重さや水深によってロッドに掛かるトルクに違いがあり、使いやすいロッドは違ってくる傾向にあります。
なので、ご自身が釣行するエリアに当てはめて読んでみてください。
「ビンビンスティック RBシリーズ」
で、実際にオススメなロッドとしては、私がオススメするのはジャッカルから登場しているタイラバ専用のエントリーモデル「ビンビンスティックRBシリーズ」。お値段以上を体感してもらえるシリーズです。
出典:YouTubeチャンネル「JACKALLSTATION」
内海エリアでオススメなモデルなのが「BSC-RB69XSUL-ST」
で「ビンビンスティックRBシリーズ」の中で、内海エリアでオススメなモデルなのが「BSC-RB69XSUL-ST」!
このロッドはシリーズの中で一番柔らかいのが特徴。
ティップ(穂先)からベリー(中央部)バット(根元部)まで、ヨドみのないカーブでしなやかに曲がり、激戦区で比較的スレているマダイの多い内海エリアでも、マダイがバイトをした時に違和感を与えずにタイラバを追従させ、巻いているだけでオートマチックにフッキングまで持ち込めるロッドです。
また、ファイト中の急な反転もロッドのしなやかさが吸収してくれてバラシも軽減される優れものです。
あともう1つ付け加えるなら、小針(8号以下のフック)との相性がバッチリです。
「外海」でオススメなモデルが「BSS-RB610ML-ST」
続いて「外海」でオススメなモデルが「BSS-RB610ML-ST」。
このロッドはちょっと張りのあるタイプです。
ドテラというアプローチでのディープ攻略は、思いのほか気象条件に左右されます。ディープが故の重いヘッド、風や潮流の有無など条件がバラバラなので、ある程度バーサタイルなモデルがオススメです。そういった意味では守備範囲の広いBSS-RB610ML-STがオススメです。
以上が初心者の方にアタシがオススメするタイラバロッドについてでした!
糸巻き量やリーダーについて
で最後にもう1つ、最近よく質問される、糸巻き量やリーダーについてもご紹介!
アタシの使っているタックルを例に挙げると…
内海エリアではPE0.6〜0.8を200メートル、リーダーは10〜16ポンド(2〜4号)。
外海エリアではPE0.8〜1.0を300メートル以上。リーダーは16〜24ポンド(4〜8号)を使用しています。参考にしていただければウレシイです。
さてさて、アタリも多くタイラバゲームを始めるには良いシーズンとなりました。
初めての方でも意外とキャッチ出来て、やればやるほどハマっていくタイラバゲームにぜひチャレンジしてみてください。
それでは皆さま、良い釣りを♪
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