亀山ダムの6月の釣り
みなさん初めまして!馬場孝介です。
馬場 孝介 プロフィール
今回ルアーニュースRに初投稿させていただくことになりました。
少しでも皆さまの釣果UPに繋がるような情報をお伝えできるように頑張りたいと思います。
私がメインで通っている亀山ダムですが、今年は水位の増減、気温の落差など原因は色々あると思いますが、季節の進行が遅れているように感じられ、6月に入ったというのに例年に比べてフライを守るオスのバスを多く見られたり、中にはスポーニング行動をとる個体も確認できたりと様々な状態のバスが混在している状態です。
しかしながら、大半のバスはアフターへと行動を移行しており、スポーニングで減らした体力を回復させようと徐々にですがフィーディングを活発化させてきています。
アフター初期の攻め方
アフター初期のバスはベイトを追い回す体力がないためエビなどの甲殻類、水面に落ちる昆虫類を好んで捕食していて、まさに今流行りの「沈む虫」が有効な時期です。
私が沈む虫を使用する時にメインで使っているラインは「デッドオアアライブウルトラパワーフィネスPE×8 0.8号」にフロロラインの5~7ポンドのリーダーをつけています。
出典:ノガレス・デッド-オア-アライブ ウルトラパワーフィネス PE X8商品ページ
メインカラーが「ダークグリーン」なので5~6月の新緑の時期に特にラインのステルス性能が高くなって自然に馴染み、アングラ-側からは中間カラーの「モーショングリーン」のおかげで視認性も良く、ラインでアタリをとる繊細な釣りでも微かなフォールスピードの変化に気付いてバイトに持ち込むことができます。
フックは「フッキングマスターパワーベイトフィネス#2~#3」を使用。
出典:ノガレス・フッキングマスター パワーベイトフィネス商品ページ
虫ワームにしては太軸では?と思われる方もいるかもしれませんが、PEラインを使用しての魚とのやりとりはフロロラインに比べてフックにかかる負荷は強いので、ベイトフィネスまで対応している「フッキングマスターパワーベイトフィネス」を使用することで安心して魚とやりとりできます。
アフター中期の攻め方
アフター中期になるとある程度体力を回復したバスはより栄養価の高いベイトフィッシュを盛んに追い回すようになります。
その際にベイトフィッシュに近いワームのI字引き、表層トゥイッチなどでアプローチするわけですが、使用しているフックが「フッキングマスターネコリグオフセットヘビークラス#1/0~#2/0」です。
出典:ノガレス・フッキングマスター ネコリグオフセット[ヘビークラス]商品ペー元はカバーネコのフックではありますが、ワイドゲイプ設計なので体高のあるワームと相性が良くて、「ゼロフリクションコート」という特殊なフッ素加工がフックに施されているので摩擦係数が極めて少なく、喰うのにノラないような時でも薄皮1枚でフッキングに持ち込めることが多いです。
梅雨入りした亀山ダムはいたるところでボイルが
最後に6月になって梅雨入りすると亀山ダムでは湖面のいたる所でボイルをするようになって、これらを小型のトップウォータープラグを使ってボイル撃ちする釣りが非常に楽しい時期でもあります。
ラインは「デッドオアアライブフィネスマスターPE×4 0.6号」にフロロラインのリーダー6ポンド、小型プラグのフックは「ノガレスゼロフリクショントリプルフック#8~#12」を使用しています。
出典:ノガレス・デッド-オア-アライブ フィネスマスター PE X4商品ページ
このボイル撃ちの釣りで釣果に差がでる要素がズバリ、「飛距離」!
魚もこちらの存在が分かっているのか!?ボートとの絶妙な距離でボイルを始めて、「あともう少しルアーが飛んだらボイルに届いたのに…」なんて思うこともしばしば…。
その際に「PEにシュッ!」を釣行前日にラインに施しておくだけでルアーの飛距離が伸びて、この「あともう少しの魚」を釣ることができます。
ちょっとしたことですがちゃんと釣果に差が出ますよ~!
梅雨入りすると湿度も上がって過ごしづらいかもしれませんが、釣場ではバスの活性も上がってとても面白い時期でもあります。
安全に気をつけながら6月のバスフィッシングを楽しんで頂けたらなと思います。