今江克隆のルアーニュースクラブR 第954回「規格外!イマカツ・オリジナルロッドが復活!?」の巻
「規格外」、「常識外れ」のバスロッドが世に出るか!?
正直、常識外れとすら思えるロッドコンセプト、そしてコンストラクションは、三原の戦績が結果で実証していなければ、どちらも「規格外」と言える本物の独創性を持つロッドである。
ある意味、スピニング、ベイト共にひたすらビッグバスを仕留めるだけに無駄を極限まで削ぎ落とし、研ぎに研ぎ抜いた洗練度と拘りの深さは、馬淵のそれを遥かに超えていると思う。
そして同時に誰もがそのフィネスさと相反する、ビッグバスにターゲットを絞り切ったパワーとタフネスに驚くだろう。
復活の「ロデオライド」、まだまだその販売時期も販売方法すらも全く白紙ではあるが、量産に向かない特殊な設計と製法のため、一般的な量産販売形式はまず取れない可能性が高い。
しかしそれは当時「常識外れ」とすら言われた「コンバットスティック」、そして「テムジン」が、確固たるバスロッドとしての不動の地位を築いたように、その尖がり切った独創性こそが、次世代バスフィッシングの常識となるのかもしれない。
次号、ルアーマガジンで新生「ロデオライド」の新名、一部機種詳細を初公開する予定である。
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