ダイワの汎用クーラーには、クールラインやトランク大将、プロバイザーなど、釣種や魚のサイズに応じて様々なサイズのものがラインタップされています。
その中でも、愛用者の多いプロバイザーシリーズに、新しく「プロバイザーHD」が新発売となります。
防波堤・船・磯・サーフなど、つりのジャンルを問わず活躍する信頼のダイワクーラーボックス。座っても大丈夫な「マッスルボディ」、開け閉めしやすい「リフトアップオープンシステム」、持ち運びや車への出し入れ時に便利なロングハンドル、水抜きに便利な水栓など、使いやすい機能を満載。保冷力に優れた真空パネルから軽さがメリットのスチロールまで、用途とシーンに合わせて選べる豊富なバリエーションで、釣りはもちろん確かな保冷力が必要なアウトドアシーンなどでも重宝する。
出典:ダイワ
プロバイザーシリーズとの大きな違いは、ヘビーデューティー、すなわち耐久性。
座ってもっ大丈夫なマッスルボディが特長。なのに、プロバイザーシリーズよりもやや軽量化を実現!
そして、上フタの開閉がワンプッシュ方式から、「リフトアップオープンシステム」に変更。
出典:ダイワ
そして、プロバイザーシリーズには上位機種のみ採用されていた、ダイワクーラー専用のすべり止めラバー「ふんばるマン」が付いたそう。
ダイワクーラー用すべり止めラバー。
手持ちのダイワクーラーに取付けるだけでクーラーのスリップをストップする。
出典:ダイワ
主な特長は以下の通り。
仕様詳細
・座っても大丈夫な「マッスルボディ」。
・上フタ天面のレバーに指を掛ける構造で開け閉めしやすい「リフトアップオープンシステム」
・使い勝手のよい両開きタイプのフタ。
・全アイテムにダイワクーラー専用の滑り止めラバー「ふんばるマン」付き。
ク・ーラー本体に練り込んだ消臭剤が生魚臭成分を反応させ、持続性が高い化学的消臭機能付き。(※ZSSのみ)
・取り外し取り付けが簡単な肩ベルト付き(※ZSS、SUのみ)
・底面滑り止めシート付き(※ZSS 2700のみ)
出典:ダイワ
このプロバイザーHDシリーズですが、16リットル、21リットル、27リットルの3サイズがラインナップ。
その3サイズの中でもグレードが4つあり、全部で12アイテムとなっています。
価格もピンキリで、上は53500円、下は1800円(ともに税別)。
で、クーラーのラインナップってこんなに幅があるの?と思っている人、いませんか?
で、ちょっと分かりやすくご説明しましょう。
なぜ価格の差が激しいのか
プロバイザーシリーズには、ZSS、SU、GU、Sの4シリーズがあります。
この4つの違いは、使用している断熱材にあります。
アイテム | 真空パネル | ウレタン | スチロール | 保冷力 |
---|---|---|---|---|
ZSS シリーズ | 6面 | ● | – | 未定 |
SU シリーズ | 底1面 | ● | – | 未定 |
GU シリーズ | – | ● | – | 未定 |
S シリーズ | – | – | ● | 未定 |
※上フタの断熱材:ZSSは真空パネル+スチロール、その他はスチロール(投入口は全てスチロール)です。
真空パネルは、熱伝導率が低い多孔質素材を金属フィルムで真空パックしたもので、保冷力がもっとも高い。
ウレタンとは、ノンフロン発泡ウレタンのことで、ポリウレタンを発泡させたもの。クーラー内部の隅々まで充填するため、保冷効率がよい。
スチロールは、発泡スチロール。ポリスチレン粒を炭化水素ガスで発泡させたもので、ダイワクーラーの断熱材の中でもっとも軽量。
要するに、高性能な真空パネルをクーラーの6面ともに採用しているZSSシリーズはもっとも高価なんです。
では、真空パネル採用のタイプじゃないと冷えないのか?もちろん、そんなことはありません。
使用する時間や釣りのスタイルに応じて選ぶのがベストかと思います。
これは時間経過による残氷率を表にしたもの。保冷力は目安ですが、高性能なタイプは遠征や長期間向きということですよね。
■保冷力を目安として「☆」マークの数で表しています。
保冷力の高いクーラーは断熱材の性質上、一般的に高価で重量も重くなります。逆に保冷力の低いクーラーは安価で軽量になる傾向があります。購入を検討される際の目安としてください。
※2:残氷率…初期投入した氷量に対する残存した氷量の割合。実際は使用環境・使用頻度・氷の量・フタの開閉回数などの違いで残氷率はかなり変化します。内容積が多いと初期氷量が多くなるため残氷率がよくなる傾向にあります。各時間での残氷率は目安の値で、保証する値ではありません。
【測定条件(JIS簡便法に一部準ずる)】・・・外気温:40℃ 初期氷量:内容積の25% フタの開閉なし
出典:ダイワ
で、もう1点。
保冷力が高い真空パネルを6面に採用しているZSSシリーズは、それだけ重量が重くなります。
27リットルのZSS2700Xが自重6.9kgに対し、おなじ27リットルでもスチロールを使用したSシリーズのS2700は、自重4.5kg。2.4kgの差があります。
ご近所でのお手軽なチョイ釣りには、時間的なことと機動力的なことを考えると、高価なタイプでなくてもよいという結論になります。
「プロバイザーHD」シリーズのアイテムラインナップはこのようになっています。
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※サイズ表示は奥行×幅×高さです。内寸は一番狭い所、外寸は一番広い所の寸法です。 ※自重はハンドルを含みます。 |
出典:ダイワ
出典:ダイワ
出典:ダイワ
出典:ダイワ
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爆釣の秋!新鮮な状態で、美味しいお魚やイカを持って帰りたいですよね。
ダイワの最新クーラー「プロバイザーHD」、用途や釣りのスタイルに合わせて、新しい相棒を選んでくださいね!