こんにちは!桧原湖ガイドの高梨です。
高梨 洋平(Yohei Takanashi) プロフィール
スモールの釣りをよく知る人はPE率が高い?
桧原湖シーズンが開幕してから早一か月半ほど。
スモールマウスバスの釣りをよく知っている人になればなるほど、PEラインの使用率が高いという事をご存知でしょうか?
特にこの早春~晩春の時期は1年の中で最もPEラインの使用率が高くなります!
春のスモールマウスの釣りで使用頻度が高いのは、デッドオアアライブ・フィネスマスターPE0.3号と0.4号。特に0.4号が多いですね!!
出典:ノガレス・デッドオアアライブ ウルトラパワーフィネス PE X8商品ページ
出典:ノガレス・デッド-オア-アライブ フィネスマスター PE X4商品ページ
PEの普及が遅れるバス釣りの世界
他の多くの魚種の釣りでは主流になっているPEラインも、バスフィッシングでは普及が遅れています。
それにはバスフィッシングならではの特性から来る理由がいろいろとあるからではありますが、バスフィッシングでもPEラインがメリットをもたらす釣りは沢山あります。
春の桧原湖で言うならば、虫、表層、シャッドやミノーのジャーク。
これらの釣りには絶対にPEラインがオススメです!!
PEのメリットは多い!
細くて強く、軽く、水に浮き、伸びが非常に少ないという特性を持つPEライン。
この特性によりもたらされる上記の釣りのメリットは
・圧倒的に飛距離を出せる(全ての釣り)
・フッキングがバシバシ決まる(表層、虫)
・浮かせ易くなる(表層、虫)
・潜行深度アップ(シャッド)
・ファイトが楽(全ての釣り)
・キレッキレのアクションを出せる(ミノー、シャッド)
特に、釣りをしていて釣果にダイレクトに影響するのが1.飛距離 2.フッキング 3.アクションのキレ。
1の飛距離は、言わずもがな飛ばせることでバスとの間合いを広く取り、プレッシャーを掛けずにアプローチすることが可能です。
また、シャッドの場合は飛距離を出すことで、より潜行深度を稼ぐことができます。
2のフッキング。これは本当~~~に釣果が劇的に変わります。
特にスモールマウスの虫や表層の釣りではフッキングが難しい事が多々あり、バスが食った瞬間の即アワセが必要とされます。
そんな時にPEラインの伸びの少なさがとても大きな武器となり、フロロでは掛からないバイトがPEラインなら掛かるということも珍しくありません。
(実際、ガイドで何回そんな状況に出くわしたことか・・)
3のアクションのキレ。
ガイドゲストさんが2人で、1人がフロロ、1人がPEで、PEを使っているゲストさんだけが連発!ということがよく起こります。
これは伸びが非常に少ないPEラインだからこそハードジャーク時によりキレッキレのアクションを出すことができ、その動きにしか反応しないことがあるということです。
こんな時は僕のPEタックルをレンタルで使って頂くと、それまでフロロでノーバイトだったゲストさんもバイトが出るようになります。
また、これから最盛期を迎える虫のチョウチン釣りにもPEは欠かせませんね!!
PEラインはフロロやナイロン以上に性能差が出やすい
これからPEラインを使ってみる、最近使い始めた・・という方に覚えておいて頂きたいのは、PEラインはフロロやナイロン以上にラインの性能差が出易いということです。
「スペック上での強さ」以上に気になるのが「トラブル」と「突然の高切れ、結び目切れ」です。
これも、ガイドゲストさんがいろんなPEラインを巻いてきて、実際に1日釣りをして頂く中でとても強く感じることです。
バリバスのデッドオアアライブ・フィネスマスターPEはトラブルも少なく、突然の結び目、高切れがとても少ない優秀なPEラインです。
特に「本来この程度で切れるはずがない力を加えただけで切れる」という防ぎようのないラインブレイクを起こしてしまってはもったいないし、魚も可哀想です。
性能の良いラインを使って、掛けた魚はしっかり獲りましょう!!
トラブルが少ない=長く使えるので、結果的にお得だったりしますよ!
また、ラインの性能、耐久性アップには「PEにシュッ!」がオススメ!!
釣行前に吹き付けて乾燥させるだけで、ライン表面がコーティングされて飛距離、耐摩耗性、耐久性がアップしますよ!