今江克隆のルアーニュースクラブR 第952回「最新ビッグベイト・サイト理論」の巻
アプローチの基本は?
ビッグベイトサイトのアプローチヒントを一言で表すと「着水点隠し」、「糸隠し」、「動かさない」は基本中の基本。
ここまでで成功率は7割決まる。
ベッド絡みなら「糸敷き」が基本中の基本。
浮いているバスならラインの静止はもちろん、「ルアー>ラインの法則」が絶対基本、ルアーを動かす勝負は一回だけ、「片目隅切り」が基本。
この基本法則が分かっていれば、完璧なサスペンド性能とアプローチが完璧に成功すれば意外と簡単に喰ってくる。
しかしながら、ビッグベイトのサイト、特に完全な中層に浮いている大型バスは、オスでもメスでもなかなか「初手」で食わせることは難しい(ボトムべったりのオスは比較的簡単)。
初手でバスが逃げてしまって完全に消えてしまう場合は、諦めも肝心だが、明確なネストが無くても20mほどの範囲で再び現れるなら、何らかの理由(ネストを作りたい、フライが付近にいる、テリトリー意識が強い固体である等)で場所に固執している様子なら、チャンスはかなりある。

ビッグベイトサイトのメリットは、動き回るバスを止めることができること。ただし、嫌わないビグベを選ぶのが条件。ちなみに今年はブーツテール最強説だ
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