【水野浩聡のワンモアフィッシュ】バスの大好きな付き場「ヒシモ」!まばらな状態ではフリーリグと小型スピナベを投入
こんにちは‼︎ しばらく安定した天気の周期が続いたところで、久しぶりにまとま った雨が降っている、この原稿を書いている今。5/20の月曜日の晩でございます(笑)
こんなに雨が降るのもここ最近なかったし、水中の魚たちを思えば 、ここらへんで水の入れ替えが起きるまとまった雨はきっとプラス に働くのでは?と思っています。
バスの恰好の付き場となる「ヒシモ」が水面近くまで伸びてきました
さぁ、最近も様々なフィールドに行ってきたんですが、写真のよう にバスの格好の付き場となりうるヒシモがそろそろ水面にまで伸び てくるようになりました。
産卵後のメスバスはタテストにサスペンドする傾向が! ヒシモが同じタテストの役目を果たしてくれます
現状はまばらな所が多いんですが、これから日を追うごとにその面積が増えていって、フロッグゲームなどに最適なカバーが出来上がります。
人間にとっても攻めがいのあるカバーですが、当然バスにとっても、そしてそのバスの捕食対象となるベイトにとっても、居心地の良 い場所となるのがこのヒシモ。
まずバスにとっては、産卵後のメスバスはこういった縦に伸びるモノにサスペンドする傾向があって、 ヒョロッと伸びたこのヒシモが、杭や橋脚といったようなストラク チャーと同じ役割を果たしてくれます。
タテストの中でも水温が温まりやすい中層や上層部で浮く傾向があります
このポストスポーン期の体力のないバスには、日陰を形成しつつ、自分の体を寄り添えるカバーは最適。
そして、冷えを嫌うことも特徴としてあるので、だいたいこういった縦ストの中でも、水温がいち早く温まりやすい中層や上層部で浮 いています。
さらにこのヒシモは、悪い水の流入を遮ってくれたりする効果もあります。
雨などが降ってキツイ濁りが入っても、ヒシモのインサイドだけ水質がマシだった‼︎なんてことも結構あり、プロテクトエリアを作ってくれる役割も果たしてくれます。
そんなこともあって、当然ベイトも集まりやすく、密集したヒシモ の茎などが良い死角を生み出してくれるので、バスにとっても良い 捕食場所となりますね。
みーんなにとって、良い場所‼︎ それがヒシモ。これから繁茂しますので要チェックです‼︎
現状なだ、まばらなヒシモを狙うにあたって、今回はフリーリグやスピナベを投入
さて、このヒシモを狙うにあたって、今週はフリーリグやスピナーベイトなどを投入していってました。
まだ生え揃っていなかったので、フロッグという感じでもなく、バ ズベイトなんかも良いんですが、まだポストスポーンなので水面で の早い動きに追いきれない可能性があったので、 レンジを下げて効率よく巻けるスピナーベイト。
中でも、コンパクトでスリ抜けが良く、アピール力もあるスーパーイラプションJr.をセレクト。
光量の多いタイミングではフリーリグ!野池などではファイボス3inchの5gフリーリグ、琵琶湖シャロ―ではシザーコーム6inchのフリーリグを投入
そして、光量の強いタイミングでは、ファイボス3インチの5gフ リーリグ。
琵琶湖のシャローでは、シザーコーム6インチのフリー リグでビッグバスをキャッチできました。
フリーリグは、シンカーが真っ先に落ちていくのですが、それにゆっくり追従するようにワームがナチュラルにフォールしていきます 。
操作性を失わずして、そして自然な動きが出しやすいので、ヒシモに沿って落としていく釣りでも有効です。
また、まばらでトリプルフックでもかわすことができたり、ロッドワークで切りながら巻いてこれる場合は、デラクーで際や隙間を巻 くと、たくさんのバスがバイトしてきました。
☆フリーリグタックル!
・ロッド…アドレナ166MH
・リール…スコーピオンDC100HG
・ライン…レッドスプール16ポンド
☆デラクー、スーパーイラプションJr.のタックル
・ロッド…アドレナ2ピース166ML-2
・リール…SLX70HG
・ライン…レッドスプール12ポンド
さぁーー!安心できるタックルで、これから最盛期を迎えるヒシモを攻略して みましょう‼︎
先日はデラクーでの数釣りも満喫できました!デラクーで釣果をあげるコツは?
最後に!先日はデラクー使って、久々に数釣りをエンジョイできました。一本釣ろうと思うなら、マジでワーム使うより早い時が多々あります!
デラクーでの釣果UPのコツは、どの層を巻いているのかイメージして巻くこと! 表層なのか? 中層なのか? ボトムなのか?
それからある程度、バスの密度の濃い場所、もしくはバスの居場所が絞り込めた状態で投入すると釣果が断然アップします!